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自治体の皆さまへ

人づくり つながりづくり 地域づくり 学校・地域「応援団」NO.19

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鹿児島県 指宿市

■途絶えさせてはいけない「新西方棒踊り」
いぶすき地域学校協働活動では、地域の伝統行事や伝統芸能などに参加してふるさとを好きになり、ふるさとを自慢できる子どもの育成を目指しています。今回は新西方棒踊りを紹介します。
新西方棒踊りは元々田植え前後の豊作祈願として踊られていたものが神社の祭りや諸行事で踊られるようになりました。ところがその後いったん途絶えてしまい、保存会の澤山岩重(さわやまいわしげ)会長(細田西)が中心となって約50年前に復活させたそうです。その頃は主に青年団が踊っていましたが、平成14年に今和泉小学校の運動会で披露すれば子どもたちにも教えられると考えたそうです。現在は子どもも大人も一緒に踊るようになりました。
本年度は今和泉小学校の運動会の他、市の伝統文化フェスティバルや校区文化祭でも披露されました。本番に向けて8月ごろから毎週2~3回、夜の8時~9時まで練習しました。

澤山会長は「子どもたちは覚えるのが早い。強い思いを持って郷土芸能を受け継いでいってほしい」と話しました。
今和泉小6年の今川寛大(いまがわかんた)さん(永吉)は「みんなと息を合わせて踊るのは難しいけど、本番では楽しく踊りたい。しっかりと覚えればみんなと合わせられるようになり、いい演技ができると思う」、5年の上野実李(うえのみり)さん(渡瀬)は「みんなとリズムを合わせるのが楽しい。年下の子どもたちにこれからも続けていってほしい」、6年の澤山玄(さわやまげん)さん(細田西)は「いろいろな人に新西方棒踊りの格好良さを知ってほしい。将来、大人になったら自分も子どもたちに教えて、踊りをしっかりと受け継いでいきたい」と話しました。

問合せ:生涯学習課社会教育係
【電話】23-1023

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