■南指宿中でキックボクシング王者が講演 夢実現へ初めの一歩
新日本キックボクシング協会フェザー級王者で市内のキックボクシングジムKICKSPARK(キックスパーク)の瀬戸口勝也(せとぐちかつや)代表が2月1日に南指宿中学校で講演を行いました。生徒に自分の将来像を描いてもらおうと授業の一環で行われたもの。瀬戸口代表は「大好きな事を見つけて挑戦し続けて。指宿で仕事をしながら夢を実現できることを知ってほしい」と伝えました。2年(取材当時)の秋元綾平(あきもとりょうへい)さん(中小路)は「自分の夢が見つかったら諦めずに実現させたい」と話しました。
■株式会社西牧アンドカンパニーへ感謝状 指宿とJuju選手を応援
株式会社西牧アンドカンパニーへの感謝状贈呈式が1月25日に東京都の同社で行われました。同社は新規事業開発などのコンサルティング事業を手がける会社で、企業版ふるさと納税制度を活用して市に500万円を寄付。市の知名度向上や地域活性化へ大きく貢献したことへの感謝を込めて贈られました。西牧太郎(にしまきたろう)代表取締役は「指宿とカーレーサーの野田樹潤(のだじゅじゅ)選手を応援したく寄付した。今後も地方創生に携わりたい」と話しました。
■いぶすき菜の花マーチが開催 菜の花咲き誇る指宿を歩く
第32回いぶすき菜の花マーチが1月27日からの2日間で開催されました。今年はふれあいプラザなのはな館をメイン会場に、鰻池を目指す最長30キロメートルの西郷どんゆかりの指宿コースやお菓子な探検コースなど7コースを設けて実施されました。全国からの延べ3,641人の参加者が、時折雨に見舞われながらも、鰻温泉や魚見岳、篤姫ゆかりの今和泉を巡り、菜の花が咲き誇る早春の指宿路を思い思いのペースで楽しみました。
■市営野球場の愛称が決定 みんなに親しまれる球場へ
指宿市営野球場ネーミングライツに関する契約締結式が2月5日に指宿庁舎で行われました。同球場の愛称の命名権を株式会社新川床潜水工業が取得し行われたもの。愛称は「新川床マリン球場」に決定し、4月から5年間使用されます。新川床司(しんかわとこつかさ)代表取締役は「自分が野球少年だった頃に汗を流していた思い出深い球場。これからも行政と手を取り合って、より良い指宿市になるよう携わりたい」と話しました。
■薩摩焼で中国経済産業局長賞 透かし彫りの技法が評価
第25回日本伝統工芸士会作品展で薩摩彫刻陶芸窯元南楓山(なんぷうざん)の上別府雅楓(かみべっぷがふう)さん(玉利)が経済産業省中国経済産業局長賞を受賞し、2月2日に市長に報告しました。上別府さんは薩摩焼の制作者で希少な技法「籠目透彫り」を受け継ぐ伝統工芸士。全国の優れた伝統工芸品が出品される中、透かし彫りの技術が高く評価されました。上別府さんは「高い技術を持つ伝統工芸士が参加する大会で入賞できたことは驚き。技術を後進へ伝えていきたい」と話しました。
■図書館講座で投資を学ぶ 使い方で人生を豊かに
図書館講座が2月10日に指宿図書館で行われました。「『大人の勉強』これを機に投資を始めたい人への基本」を演題に2級ファイナンシャル・プランニング技能士の中島美香(なかしまみか)さんが講演。内容が新しくなった少額投資非課税制度(NISA)などを紹介し「お金はより良く生きていくための道具。振り回されることなく行動を」と伝えました。参加者は「話を聞いて投資は怖いというイメージがなくなった。自宅の近くでこのような講演があると助かる」と話しました。
■川尻地区の活動が表彰 地域への尽力が評価
県共生・協働型地域コミュニティづくり推進優良団体表彰地域コミュニティ組織部門で最優秀賞にあたる会長賞を川尻地区公民館が受賞し、2月7日に市長へ報告しました。関係機関と連携した防災避難訓練や徘徊(はいかい)模擬訓練、学校を交えた伝統行事・芸能の継承、空き家活用による移住定住促進や世代間交流の場づくりなど、地域一体の活動が評価されたもの。中川堅治(なかがわけんじ)区長は「みんなで取り組んだことが評価された。地域の皆さんに感謝したい」と話しました。
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