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■指宿小で観葉植物の出前授業　観葉植物を学ぼう
観葉植物の魅力を伝える出前授業が2月29日に指宿小学校で行われました。日本一の生産量を誇る指宿の観葉植物を知ってもらおうと観葉のまち指宿協議会が企画。3・4年の児童95人が参加し、200種類以上の観葉植物が指宿で栽培されていることや栽培の歴史を学び、観葉植物の苗の植え替えを体験しました。3年(取材当時)の祝迫和摩(いわいざこかずま)さん(中川)は「昔から指宿で観葉植物を育てていると知り驚いた」と話しました。

■交通栄誉章緑十字金章を受章　長年の交通安全活動が評価
第64回交通安全国民運動中央大会で菅鬼子男(すがきしお)さん(北十町)が交通栄誉章緑十字金章を受章し、2月26日に市長に報告しました。交通安全活動に長年尽力した人に贈られるもので、これまでの沿道での立哨や見回り活動が高く評価されました。活動を支えた妻の明美(あけみ)さんにも感謝状が贈られ、菅さんは「交通事故の被害に誰も遭ってほしくないという気持ちで39年間活動を続けてきた。これからも頑張るので若い人たちにも参加してほしい」と話しました。

■自衛隊入隊予定者を激励　理想の自衛官を目指して
令和5年度自衛隊入隊予定者壮行・激励会が3月4日に指宿庁舎で行われました。自衛隊に入隊を予定している5人を激励しようと行われたもので、自衛隊鹿児島県地方協力本部長らがエールを送りました。陸上自衛隊国分駐屯地に配属される予定の中村景悟(なかむらけいご)さん(川尻上)は「災害派遣活動などで困っている人たちの役に立ちたいと思い自衛隊を志した。指宿で生まれ育った誇りを胸に立派な隊員になれるよう日々成長していきたい」と話しました。

■柳田小児童がポスターコンクールで最優秀賞　豊かな画才が評価
令和5年度歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールで柳田小1年(取材当時)の泊明輝(とまりあすか)さん(南十町)が文部科学大臣賞を受賞し、3月1日に市長に報告しました。口腔(こうくう)保健について理解を深めてもらおうと日本学校歯科医師会が主催するもの。泊さんは絵の具を初めて使って自画像を制作。「勢いがあり丁寧に描かれている」と高く評価されました。泊さんは「絵を描くのは大好き。来年も同じ最優秀賞を狙いたい」と話しました。

■指宿法人会女性部が雑巾の寄贈　心も一緒に磨いてね
公益社団法人指宿法人会女性部が手作り雑巾を市教育委員会へ寄贈し、3月13日に指宿庁舎で寄贈式が行われました。同部が毎年行う社会貢献活動の取り組みで今年で20年目。集めたタオルで会員が手作りした200枚が市内の12小中学校に贈られました。岩野千津子(いわのちづこ)会長(迫北下)は「自分たちの校舎をきれいにすることに加え、人の心を思いやれるように掃除を通して自分の心も磨いてほしい」と話しました。

■かごしま国体・かごしま大会出場記念表彰式　奮闘をたたえる
燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会出場記念表彰式が3月8日にふれあいプラザなのはな館で行われました。令和5年10月に開催された両大会に出場した市在住の監督・選手の活躍をたたえようと指宿市体育協会が主催。大会に出場し、郷土を盛り上げた15人が表彰されました。卓球競技に出場した諸留歩(もろどめあゆむ)さん(大園原)は「貴重な表彰を受けることができてうれしい。今後も練習に励み、次の大会では今回以上の成績を残せるよう頑張りたい」と話しました。

■高校生に地元企業を紹介　指宿の仕事の魅力を学ぶ
高校生向け地元企業ガイダンスが3月19日に開聞総合体育館で行われました。就職希望の生徒と地元企業が交流する場を設け、進学希望の生徒にも将来の就職活動で選択肢を増やしてもらおうと市が開催。市内3校と南九州市1校の生徒213人が、32社の展示区画を巡り地元で働く魅力を学びました。山川高校2年(取材当時)の古殿希颯(ふるとのののか)さん(玉利)は「進学を希望しているが、就職して働いてみたい気持ちも芽生えた。将来は指宿で働きたい」と話しました。

■社会教育功労者文部科学大臣表彰　子どもたちのためにこれからも
令和5年度社会教育功労者文部科学大臣表彰を下川床泉(しもかわとこいずみ)さん(大園原)が受賞し、3月19日に指宿庁舎で伝達式が行われました。下川床さんは、市子ども会育成連絡協議会会長を平成6年から28年間務め、南薩地区や県の協議会でも会長などを兼任。愛郷心育成や姉妹都市との交流活動など、青少年の健全育成への長年の貢献をたたえて贈られました。下川床さんは「表彰を激励と受け止め、これからも活動を頑張りたい」と話しました。