■新小学生に交通安全教材を贈呈 交通安全に役立てて
公益社団法人鹿児島県トラック協会指宿分会から新小学1年生への交通安全教材の贈呈式が3月26日に指宿庁舎で行われました。道路標識に親しみを持ち、交通安全に対する意識を高めてもらおうと同協会が行っている取り組み。道路標識がデザインされた定規や鉛筆など261セットが贈られました。永吉伸一郎(ながよししんいちろう)会長は「贈った教材を子どもたちに使ってもらい、勉強しながら交通安全の意識を高めてもらいたい」と話しました。
■新中学生に交通事故防止タスキを贈呈 事故防止に役立てて
指宿地区安全運転管理協議会から新中学1年生への反射タスキ贈呈式が3月26日に指宿庁舎で行われました。進学に伴い部活動が始まるなど帰宅時間が遅くなる生徒の事故防止に役立ててもらおうと同会が毎年行っている取り組み。市内の新中学1年生340人に反射タスキが贈られました。後迫芳周(うしろざこよしちか)会長は「夜に自転車を運転する時はタスキはもちろんヘルメットも必ず着用してほしい。使わなくなったら家族で役立てて」と話しました。
■生物保全活動で山川町漁協が認定 豊かな海を子どもたちへ
環境省の自然共生サイトに山川町漁業協同組合が認定され、4月4日に市長に報告しました。民間団体による取り組みで生物多様性保全が図られている区域を認定するもの。海藻や海草が集まる藻場は生物の産卵場所などとして重要な役割を果たすものの水温上昇などで減少。保全に向けた同組合の長年の取り組みが評価されました。鮫島祐藏(さめしまゆうぞう)代表理事組合長は「効果が出るのは10年・20年先だが次世代に豊かな海をつないでいきたい」と話しました。
■第58回比島戦没者慰霊行事 恒久の平和を祈る
比島戦没者慰霊行事が3月27日に花瀬望比公園で行われました。太平洋戦争の激戦地フィリピン方面で亡くなった日本人従軍兵士は47万6千人余り。公園内にある慰霊碑の鉄かぶと直下に4,147柱の遺骨が埋葬されており、慰霊行事が毎年行われています。比島戦没者慰霊顕彰会会長の打越市長は「今の平和があるのは先人たちが身をもって祖国の礎を築いてくださったおかげ。再び悲しみの歴史を繰り返さないよう誓う」と慰霊のことばを述べました。
■更生援護功労者厚生労働大臣表彰 障害者の福祉向上に尽力
更生援護功労者厚生労働大臣表彰を林山重孝(はやしやましげたか)さん(湊上)が受賞し、4月10日に市長へ報告しました。賞は障害がありながらも他の障害者の手本となる人へ贈られるもの。林山さんは県身体障害者福祉協会連合会などで要職を歴任し、身体障害者相談員としても活動するなど障害者の福祉向上のために尽力してきたことが評価されました。林山さんは「受賞の知らせを聞いた時は驚いた。これからも障害のある人が社会に進出する手助けをしたい」と話しました。
■転入教職員が宣誓 64人が指宿の教壇へ
市内の小・中学校、指宿商業高校、教育委員会に新しく赴任した教職員の宣誓式が4月4日に市民会館で行われました。64人の教職員を代表し丹波小の榎本明彦(えのもとあきひこ)教頭が宣誓を行い、南指宿中の川畑哲也(かわばたてつや)校長が「助け合って課題解決を図る力を子どもたちが付けらるよう、誠心誠意努力したい」とあいさつ。指宿が初任地となった吉永萌乃花(よしながほのか)教諭は「指宿で先生になれてうれしい。児童に信頼される先生になりたい」と抱負を話しました。
■ソフトボール少年団が大活躍 快進撃で魅せる
指宿女子ソフトボール少年団と指宿池田ソフトボール少年団が大会で優秀な成績を収め、4月18日に市長に報告しました。指宿女子ソフトボール少年団は第17回春季全日本小学生女子ソフトボール大会で8位、指宿池田ソフトボール少年団は第34回全九州男子ソフトボール大会で優勝を飾る快挙を達成。指宿小6年の上川床心晴(かみかわとここはる)さん(田之畑)は「朝練などを一生懸命行い、全国大会に出場できてうれしかった。次も全国大会を目指したい」と話しました。
■観光カリスマが市地域総合プロデューサーに 住んで幸せな指宿へ
山田桂一郎(やまだけいいちろう)さんの市地域総合プロデューサーへの就任式が4月15日に指宿シーサイドホテルで行われました。山田さんは国外の観光局での従事経験などを生かして国内各地で地域振興に尽力し、国が認定する「観光カリスマ」にも選出。以前に市内で講演を行ったことが縁で就任に至り、指宿の稼ぐ力の向上のために連携していきます。山田さんは「指宿の全ての産業が豊かになり、住民一人一人の幸せにつながるよう手助けをしていきたい」と話しました。
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