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自治体の皆さまへ

スポーツでまちを元気に 「スポ・コミ」Vol.42

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鹿児島県 指宿市

SCI(スポーツコミッションいぶすき)は、人口減少対策の一つとして、スポーツ合宿、大会、イベントを誘致・開催することで指宿市に訪れる人を増やし、地域交流や地域経済の活性化につなげる取り組みを行っています。

はじめまして。5月1日付で地域プロジェクトマネージャーとしてスポーツ振興課に着任しました鈴木太樹(すずきたいじゅ)です。大きい樹ではなく太い樹です。
出身は兵庫県西宮市。高校野球の聖地「阪神甲子園球場」がある町です。例に漏れず、私も野球と共に育ちましたが、中学からは強制丸刈りを避けるために陸上競技に転身しました。大学進学を機に初めてふるさとを離れ、信州で学生生活を開始。4+1年間、電気電子工学科に在籍していましたが、勉学に励んだ記憶はほぼなく、好きだった音楽とゲームに打ち込みました。当時はちょうどDTMというコンピューターで音楽制作をすることがはやり始めたころでした。ゲームのしすぎで通常より1年多く大学に通う羽目になった私は、そのことを任天堂に言いに行きました。「あなたたちの作ったゲームで留年しました。私も学生たちを留年させるゲームを作りたいです」と。ー内定を頂きました。
就職を機に京都に19年住みましたが、今思えば私の人生で最も長く住んだ場所です。好きだった音楽とゲームを掛け合わせたサウンドデザイナーという職に就き、多くの作品のゲーム音楽や効果音を手がけました。その生活に満足していましたが、ある時から人を笑顔にするこのスキルをゲーム以外の分野に活用したいと思うようになりました。特に日本の地方にです。
2019年に地域事業も手がける会社にご縁を頂いて以降、鎌倉から金沢と移り住み、このたび指宿市にご縁を頂きました。時代や環境・テクノロジーは変われども、私のミッションは一貫して関わる人々を笑顔にすることです。その手法が最初は音楽やゲームを通してでしたが、そこからVRやAR、AIを使うようになりました。そして今回はスポーツという切り口からチャレンジします。
指宿に初めて訪れ住み始めた私ですが、既にまちの人々の人柄、自然、施設といった資源にとりこになっています。これらの材料をどう料理しようか?複数の問題を一気に解決するのがアイデアー私が師と仰ぐスーパーマリオの生みの親である宮本茂(みやもとしげる)の言葉を胸に、この指宿をオンリーワンスポーツタウンとしてブランディングしていきます。

問合せ:スポーツコミッションいぶすき事務運営部(スポーツ振興課内)
【電話】23-1014

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