■西指宿中の生徒が漁業体験 漁に魅せられる
西指宿中学校の漁業体験学習が5月15日に行われました。地元の水産業を生徒に学んでもらい、自身の進路について考えてもらおうと授業の一環で行われたもの。指宿漁業協同組合の協力の下、指宿港沖や知林ヶ島周辺で1年の生徒13人が籠漁や釣りを体験し、カワハギやマダイなどを漁獲しました。鶴田結菜(つるだゆな)さん(渡瀨)は「初めての体験で籠を引き揚げる時はわくわくした。魚が取れた時はうれしかった」と話しました。
■株式会社芙蓉商事へ感謝状 たまて箱温泉の改修を応援
株式会社芙蓉商事への感謝状贈呈式が5月13日に指宿庁舎で行われました。道の駅山川港活(い)お海道の運営をはじめ建物の設備管理・清掃・受付案内などのビルメンテナンス業務を手がける同社が企業版ふるさと納税制度を活用して市に100万円を寄付。寄付金はたまて箱温泉一帯の改修や地域活性化へ使われ、その感謝を込めて贈られました。湯ノ口隆洋(ゆのくちたかひろ)代表取締役は「生まれ育った指宿に少しでも貢献できたことをうれしく思う」と話しました。
■北指宿中の生徒が職場体験 体験して学んだ大切なこと
5月14日からの3日間、北指宿中学校の3年生が市内の事業所で職場体験を行いました。指宿消防署では4人の生徒が放水訓練などを体験し、石川莉央(いしかわりお)さん(二月田)は「防災服はとても暑く動きにくかった。放水する時、水圧がとても強く、支えるにはとても力が必要で大変だった。これを平然と行う消防士の方々はとてもすごいと感じた」と話しました。この体験で人を助ける大変さや消防士への感謝の気持ちが芽生えたようでした。
■左の記事(※本紙参照)は市役所で職場体験をした私たちが作りました
広報紙の取材体験では積極的にインタビューすることやその内容をまとめることが難しかったです。本格的なカメラを手にするのは初めてで、どの角度から撮るか工夫しました。写真は、放水訓練を体験する生徒の表情が良く、消防士に指導してもうらう様子が分かる物を選びました。唐船峡そうめん流しでは魚をさばいたり接客したり、覚える事が多く大変でしたが、楽しく学ぶことができました。今回の体験をこれからの進路選択に生かしたいです。
■株式会社指商が納税 生徒一丸で地域貢献
株式会社指商が5月24日に指宿庁舎で法人市民税を納めました。同社は平成24年に指商デパートの運営と地域貢献を目的に設立され、指宿商業高校の生徒が運営。昨年度の売上高は約880万円で15万2千円を納税しました。統轄事業本部経理部長の西田心寧(にしだここね)さん(向吉)と総務部長の奥日緒里(おくひおり)さん(迫北上)は「私たちが納めたお金を地域のために役立ててほしい。これからも地域の皆さんと協力し、活動の場を今年はさらに増やしていきたい」と話しました。
■韓国の高校生がホームステイ 友情は海を越えて
韓国の永化(ヨンファ)国際観光高等学校2年の生徒4人が5月22日から8日間、指宿商業高校の生徒宅でホームステイを行いました。指宿商業高校と姉妹校盟約を締結する同校と国際交流を図ろうと行われているもので今年で35年目。ホテル経営科と観光外国語科に所属し日本語を学ぶ生徒が、授業に参加するなど交流を行いました。生徒は「指宿は空気がきれいで人も温かい。ずっと住みたいくらい好きになった」と話しました。
■春の叙勲を受章 地域への尽力が評価
令和6年春の叙勲を2人の市民が受章し、5月23日に市長に報告しました。受章者は「受章の知らせを聞いた時はとても驚いた。つらいことがあっても周りの皆さんの支えでなんとかやってこれたので本当に感謝したい。受章を機にこれからもさらに気を引き締めていきたい」と話しました。
▽受章内容
堀口なり子(ほりぐちなりこ)さん 瑞宝双光(ずいほうそうこう)章(教育・保育功労)
松下喜久雄(まつしたきくお)さん 旭日双光(きょくじつそうこう)章(地方自治功労)
■柳田小運動会でハンヤ踊り 温泉祭を見に来てね
柳田小学校の児童によるハンヤ踊りが5月26日に同小の運動会で披露されました。指宿への愛着を児童に深めてもらおうと企画され、全校児童378人が5月から練習を開始。「オクラ・ソラマメ・日本一」の元気な掛け声に合わせ、保護者や地域住民に元気よく踊りを披露しました。5年の古市虎之介(ふるいちとらのすけ)さん(二月田)は「温泉祭に向けてみんなで練習を頑張っている。一生懸命練習した成果を本番でたくさんの人に見てほしい」と話しました。
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