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■県女性防火クラブ40周年記念大会　家庭と地域を災害から守る
県女性防火クラブ連絡協議会設立40周年記念式典が11月13日に市民会館で行われました。火災予防の知識を家庭で広めて地域の防災意識を高めようと設立され成川区女性防火協力会と指宿市きらり女性防火協力会が参加しています。式典では岩手県女性消防連絡協議会の千葉(ちば)とき子(こ)会長が講師となり、東日本大震災時の活動を紹介しました。成川区女性防火協力会の藏薗多鶴子(くらぞのたづこ)会長は「今後も活発に活動し防災・減災に取り組みたい」と話しました。

■テレビコマーシャル動画の審査会　珠玉の作品で競う
KKBふるさとCM・動画大賞2024審査会が11月16日にイオンモール鹿児島で行われました。県内市町村が制作した動画を専門家が審査し、テレビ放送を通じて地域活性化につなげようと株式会社鹿児島放送が企画。CM製作に挑んだ指宿商業高校情報マネジメント科3年の田之上黎音(たのうえれおん)さん、松山幸翼(まつやまこうすけ)さん(迫北上)、福元義進(ふくもときしん)さんは「自信はあったが入賞できず悔しい。後輩がこれからも挑戦してくれるとうれしい」と話しました。

■指商デパート　高校生の販売が盛況
第34回指商デパートが11月17日に指宿商業高校で開催されました。地震による被害を受けた石川県能登半島の支援のための北陸物産や恒例の青果・野菜・観葉植物などの販売に加え、今回から商品を購入者の車まで運ぶサービスを開始。雑貨販売やワークショップが体験できる中庭マルシェやキッチンカーも出店し大勢の来場者でにぎわいました。3年で営業部長の上原悠聖(うえはらゆうせい)さん(迫北上)は「地域貢献のために後輩たちに伝統をつないでほしい」と話しました。

■国史跡指定100年記念シンポジウム　橋牟礼川遺跡を未来へ
指宿橋牟礼川遺跡国史跡指定100年記念シンポジウム「日本の歴史を変えた先史時代のポンペイ」が11月24日に市民会館で行われました。大正5年に発見され、縄文時代が弥生時代よりも古いことを証明し、開聞岳の火山灰に埋もれたことで往時を後世に伝えた国内有数の火山災害遺跡。5人の専門家による講演とパネルディスカッションが行われ、東京大学の青柳正規(あおやぎまさのり)名誉教授は「起こり得る災害に向けて過去から学び未来に生かすことが大切」と話しました。

■いわさき白露ゴルフトーナメント　熱戦を繰り広げる
第12回いわさき白露ゴルフトーナメントが11月22日からの3日間にいぶすきゴルフクラブで開催されました。塚田好宣(つかだよしのぶ)選手が通算11アンダーで優勝し、優勝杯や指宿の特産品セットが贈られました。塚田選手は「きれいな景色を見ながらリラックスして頑張った。大好きなこのコースで1回は勝ちたいと思っていたので勝ててうれしい。ゴルフ界を盛り上げようと選手一同で頑張っている。来年もまた観客の皆さんに帰ってきてほしい」と話しました。

■かつお節出前授業と勝節士(かつぶし)ラーメン給食　かつお節を学び味わう
かつお節の食育授業が11月25日に柳田小・川尻小で行われました。かつお節を子どもたちに知ってもらおうと指宿鰹節協会が毎年実施しているもの。元祖指宿ラーメン二代目の協力の下、栄養教諭が試作を重ねて完成させたかつお節を使った勝武士ラーメンも小中学校で給食として提供されました。柳田小5年の元脇裕太(もとわきゆうた)さん(温湯)は「かつお節削りは初めてで楽しかった。茶節もおいしくて家でも削りたい」と話しました。