■おすすめ本紹介
▽ふきあげ図書館オススメ!~今月のイチ押し!!~
「ブラジャーで天下を取った男~ワコール創業者 塚本幸一~」
北 康利/著 プレジデント社/刊
世界有数の女性下着メーカー・ワコールの創業者・塚本幸一は、インパール作戦の生き残り。戦後、女性の職場がまだ少ない中、女性とともにビジネスの世界で再び戦いを挑んでいった。商品力と女性の力を信じて突き進む姿は爽快。誠意と熱意と行動力というビジネスの原点を教えてくれる一冊。
▽中央図書館
「健康診断で『運動してますか?』と言われたら最初に読む本」
朽木誠一郎/著 KADOKAWA/刊
運動習慣を身に付けるのがたいへんな人に向け、椅子スクワットをはじめ、低強度、短時間の運動など、継続しやすいプログラムを紹介。スポーツの秋、時間も気力もなくても、できることから始めてみませんか。
▽ふきあげ図書館
「ぴったんこ」
カワダクニコ/作 エンブックス/刊
なにものっていないパンと、ゆでたまごときゅうりがのったパン。ふたつをあわせてぴったんこ!たまごサンドのできあがり♪ページを開くと右と左の絵が重なる、想像力を育てる赤ちゃん絵本。
▽ひよし図書館
「きょうはそういう感じじゃない」
宮沢章夫/著 河出書房新社/刊
食事のとき「中華って感じじゃない」と思ってしまうのはなぜか?軽妙洒脱な名文の数々。宮沢章夫がのこした、ゆるく笑える脱力と思索のエッセイ。ロングインタビューも収録。『読楽』連載などを単行本化。
▽東市来図書館
「SPY×FAMILY ノベライズ」
ワダヒトミ/著 遠藤達哉/原作 集英社/刊
凄腕スパイ(黄昏)は名門校潜入の任務の為、急遽家族を作ることに。だが妻は暗殺者で娘は超能力者。お互い正体を隠しながら、世界の危機と受験に立ち向かう。
▽市長おすすめ
「冒険の書 AI時代のアンラーニング」
著者:孫泰蔵 出版社:日経BP
「AIが人類の仕事を奪う」といった言説が定期的にメディアをにぎわしますが、AIなどのデジタル技術が新たに生まれるたびに、「人間だからこそ取り組める分野」が際立つように感じます。一生学び続ける時代、学びの伴走者として頼りになる一冊です。
■イベント情報
◎イベントは状況により、中止や時間の短縮、内容を変更する場合があります。
■開館情報
■図書館長のひとり言
読書週間標語『私のペースでしおりは進む』
いよいよ読書の秋。今月下旬から第77回全国読書週間も始まります。終戦間もない1947年(昭和22年)、まだ戦火の傷痕がいたるところに残るなかで、「読書の力によって平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・書店・公共図書館・マスコミなどが連携して第1回読書週間が開催されたそうです。その時の反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日から11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に広がっていったということです。今や読書週間は国民的行事として定着しています。
今年の標語は、671点の応募の中から選ばれた『私のペースでしおりは進む』(藤村伸子さん)です。藤村さんは「しおりがなかなか進まない本もあれば、一気に読んでしまう本もあり、読み終えればどちらも充実感や感動を得ることができます。これからも心に残る物語との出会いを求めて、私のペースで読書を楽しみたいと思います。」と言われています。
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