『人生会議』とはもしもの時の話し合いのことです。
あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことをいいます。
◆話し合いのポイント
・希望する医療やケアだけでなく、日頃から大切にしていること、気がかりなこと、譲れないことなども話しましょう。それらが、医療やケアを決定する際の重要なヒントとなります。
・必ずしも何かを決める必要はありません。対話を通して、あなたの思いを共有しておくことが大切です。
◆「人生会議」の講話を出前講座や筋ちゃん広場で行っています。
講話後の感想:
・子どもたちにはいろんな話をしているけれど、自分の人生観とか大切にしていることは話していないわ。今度話をしてみよう。
・延命治療は望まない。できるだけ自然な形で最期を迎えたい。
・人生最期の事を決めておくことだと思っていたけど、たくさん話をして相手の気持ちを共有するのが大切だね。
・思いを共有することで、残された家族が、迷ったりしなくてすむかもね。
◆人生会議ってちょっとハードルが高い?
あらためて人生会議を行う場を設定しなくても、本人との何気ない世間話の中に、人生の物語、価値観、大切にしていること、譲れないこと、気がかりなどが語られていることがあります。「つぶやき」に耳を傾けて、こぼれた本音から思いを聞いてみましょう。
思いのピースをつなぎ合わせると、人生の中で譲れないことや大切にしていること、気掛かりなことが、見えてきます。ご本人の望む暮らしがかなえられるよう、サポートしていきましょう。
日置市では、元気で判断能力があるうちに自分の思いを伝えることができるよう「明日ノート(エンディングノート)」を作成しました。興味のある方は下記へご連絡下さい。(数に限りがあります)
問合せ:日置市地域包括支援センター
【電話】099-248-9423
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