特集 地方創生

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■活力ある地域社会の維持を目指して
本市では、人口減少の克服と地域活性化による地方創生を進め、将来にわたって活力ある地域社会を維持していくことを目指し、「日置市まち・ひと・しごと創生総合戦略(以下「総合戦略」)」によりさまざまな事業を展開しています。
令和4年度に実施した事業は、日置市総合計画審議会で総合的な評価・検証を行っています。
令和4年度の事業の一部を報告します。

◇企業誘致・新たな働き方への取り組み
令和4年度は、7企業との交渉を進め、4企業(新設3、増設1)との立地協定を締結しました。また、2企業が市外からの本社移転であったほか、リモートワークなどの新たな働き方に対応するため、廃校を活用したサテライトオフィスなどの整備を支援しました。
今後も誘致促進を進め、新規雇用の拡大につながる取り組みを継続していきます。

◇創業支援の取り組み
日置市で「しごと」にチャレンジしたい個人などへの支援を目的とした「創業セミナー」や「創業塾」を市商工会と連携して開催。「創業塾」には24人が参加しました。令和4年度はこれまでの受講者のうち、4人の創業につながりました。
今後も関係機関と連携しながら創業希望者への支援に努めます。

◇高校生などへの地元企業の魅力発信と就職を考えるきっかけづくり
地元企業の魅力を伝えるとともに就職に対するイメージを持ってもらうため、高校生を対象とした合同企業セミナーや高校の就職指導担当者を対象とした企業説明会を開催しました。
今後も地元企業と連携しながら、人材確保と地元雇用につながるよう企業セミナー、企業面談会および企業見学会などの機会の提供を継続して行います。

◇ひおきとプロジェクトによる関係人口の創出
日置市と関わりのある人とさらに関係を深めて日置市への移住を考えてもらうことや地域の活性化を目的に、WEBサイト「ひおきと」でのさまざまな魅力の発信やお試し住宅カメハウスでの宿泊滞在による日置市での暮らしの体験などを行っています。市内5カ所に整備したお試し住宅カメハウスでは、地域運営団体によるさまざまなイベント開催を通じて、関係人口の創出につなげており、令和4年度は延べ3,602人の利用がありました。
また、「ネオ日置計画」と銘打ち、メタバース(インターネット上での仮想空間)上に「もうひとつの日置」を構築して交流の促進を図っています。

〔市内5カ所のお試し住宅〕
・狐火ハウス(伊集院地域)
・赤いえんとつの家(日吉地域)
・ゆのもと(東市来地域)
・黒川どんげえ(吹上地域)みやまと。(東市来地域)
・メタバース上の日置市

◇マタニティボックスによる赤ちゃん誕生のお祝いと子育て応援
赤ちゃんの誕生を祝い、今後の健やかな成長を願うことを目的として、地元企業と連携し赤ちゃんグッズなどが入ったマタニティボックスを配布することで子育てしやすいまちづくりを目指しています。
令和4年度は、294人に配布し、アンケートでは、「満足、やや満足」とお答えいただいた方は94%でした。いただいたご意見をもとにニーズを把握し、市内企業との連携を図りながら今後も取り組んでいきます。

問合せ：本庁企画課政策推進係
【電話】099-248-9403