本市では、人口減少に歯止めをかけ、将来にわたって活力ある地域社会を維持していくために、「日置市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、さまざまな取り組みを行っています。
▽日置市の人口の現状
日置市の人口は、昭和20年の約84,000人をピークに減少しており、令和5年は46,069人となっています。国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」では、令和32年は約33,000人と令和2年と比較して30年で約30%減少すると推計されています。
▽人口減少への対応
日置市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、4つの基本目標を掲げて人口減少を抑制する取り組みと多様な人が日置市を舞台に活躍できる仕組みを構築する取り組みを実施しています。
・働いてよしひおき~安心して働ける安定した「しごと」を創出する~
・住んでよしひおき~若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる~
・訪ねてよしひおき~ひおきへの新しい人の流れを作る~
・ふれあいあふれてよしひおき~地域の連携を深め、若者から高齢者まで、安心して暮らせるまちをつくる~
■令和5年度の取り組み
○特産品の魅力を伝え、価値を高める! ひおき特産品コンクールの開催
多様化する消費者ニーズに対応した「売れる商品づくり」を促進するため、第1回目となる特産品コンクールを実施。
市内16事業者から25品が出品され、5商品が金賞を受賞。受賞商品は、県内情報誌への掲載や紹介動画を作成するなどPRを実施し、商品の周知に努めました。
○市内企業の魅力を伝える!(異業種交流懇話会×吹上高校)交流会の開催
市内の企業で構成する異業種交流懇話会と吹上高校生との交流会を開催し、企業の魅力や社会人になるにあたっての心構えを伝える講話や市内企業の工場見学を実施し、市内企業の魅力を伝えました。
このほかにも、就職指導担当先生向けの企業の魅力説明会や高校生のための合同企業セミナーなどを実施し、市内企業の理解や就職に向けて考える機会を創出しました。
○空き家活用や移住定住支援で転入を呼び込む! 空き家改修事業、過疎地域移住定住促進事業を実施
住宅の取得(新築・購入)やリフォームを行って、市外から補助対象地区に転入する方へ補助金を交付し、移住定住を促進しています。
また、定住や借家など空き家を有効活用するための補助金を交付して定住を促進しています。
このほかにも、さまざまな取り組みを行い、人口減少が進む中でも、多様な人が活躍できる持続可能な地域社会を目指してまいります。
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