■9月21日 雨にも負けず延期にも負けず!
勇壮に舞い踊る伊作太鼓踊り
中之里保存会による伊作太鼓踊りが吹上地域一円で披露されました。伊作太鼓踊りは、中打ち4人の鐘の音と歌い手のリズムに合わせて、背中に担いだ約3mの矢旗を地に着くほど振りながら太鼓を打ち鳴らして勇壮に舞う約500年の歴史を持つ伝統行事です。今年は天候不良などで例年より約1カ月遅い奉納となりましたが、踊り手は練習を積み重ねてより洗練された踊りを披露し、観客を魅了しました。
林ノリ子さんは「踊り手の頑張る姿を見ると元気を分けてもらえるようで素晴らしかった」と踊り手に拍手を送りました。
■10月10日 稲穂の香り漂う伝統行事
樗木集落の坪刈り
日吉地域の樗木集落で127回目の坪刈りが行われました。樗木集落の坪刈りは、参加者が田んぼで刈り取った稲25株を持ち寄り、10アール当たりに換算したもみの収量を競う伝統行事です。今年は台風による影響で昨年に比べ稲の収量は減少したようでしたが、昨年と同じく7人の参加者が競い合いました。参加者はもみの収量を計測するために、稲を脱穀後、苦戦しながらも手作業でふるいにかけ藁くずとの選別を行っていました。今回見事1位を獲得したのは上田平重夫さん。今年も坪刈りが樗木集落に秋を告げました。
■10月17日 脱炭素で暮らしをゆたかに!
地域脱炭素に関する連携協定締結
本市と同じく「脱炭素先行地域」として、地域新電力会社である球磨村森電力と連携しながら脱炭素化の取り組みを推進している熊本県球磨村と、日置市およびひおき地域エネルギーの4者が「地域脱炭素に関する連携協定」を締結しました。今後、お互いが持つ太陽光発電設備による事業や小水力発電事業の知識や技術を共有し合いながら、地域脱炭素の実現を目指していきます。永山市長は「心強い仲間として、互いに脱炭素の取り組みを加速していきたい」と話しました。
■10月22日 連携プレーで人命救助!
救急協力者感謝状贈呈式
吹上地域にあるゴルフ場「湯の浦カントリー倶楽部」で心肺停止となった男性を救助したとして、救助者に感謝状が贈られました。見事な連携プレーで表彰を受けたのは、同伴者の吉本健児さんと中村文彦さん、ゴルフ場支配人の本田広行さんの3人。対応の早さや、救急車到着まで絶えず心臓マッサージを行っていたことなどが人命救助につながったということです。中村さんは「実際に人命救助を行うのは初めてだったが、とにかく動かなければという思いで救助活動にあたった。今は元気になられたようで本当によかった」と話しました。
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