家庭や学校、地域などでの子どもへの虐待問題や女性への暴力が問題となっています。
「どこに相談したらいいのかわからない」「相談するのが怖い」など、悩みを抱え込んでいる方も少なくありません。
オレンジリボンやパープルリボンは、皆さんが抱えている問題を一緒に解決するシンボルマークです。
■オレンジリボン運動を知っていますか?
オレンジリボン運動は、子どもへの虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。
毎年11月を「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」として、児童虐待防止のための広報・啓発活動などさまざまな取り組みを実施します。
「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語
~令和6年度最優秀作品~
「189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン」
もしかしたら?でも構いません。ためらわずにお電話をお願いします。(通報された方の秘密は守られます)
○身体的虐待
・殴る、蹴る、叩く
・激しく揺さぶる
○性的虐待
・子どもへの性行為
・性行為を見せる
○ネグレクト
・家に閉じ込める
・ひどく不潔にする
○心理的虐待
・言葉による脅し
・子どもの前で家族に対して暴力をふるう
子どもの目の前で夫婦間で暴力を振るうこと(面前DV)は子どもへの心理的虐待にあたります。また、子どものこころやからだにさまざまな影響を与えるといわれています。
▽児童虐待かも…と思ったら、すぐにお電話ください
児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)
オレンジ色は、子どもたちの明るい未来を表しています。
問合せ:本庁こども未来課子育て支援係
【電話】099-201-3421
■11月12日から25日は、「女性に対する暴力をなくす運動」期間です
◆配偶者やパートナーからの暴力に悩んでいませんか?
パープルリボンは、女性に対する暴力根絶のシンボルマークです。
配偶者やパートナーからの暴力、セクハラ、ストーカー行為などの暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、加害者、被害者の間柄や性別を問わず、決して許されるものではありません。
◆今、見つめてみましょう配偶者やパートナーとの関係
暴力は、殴る、蹴るの身体的なものだけではなく、「精神的なもの」「経済的なもの」「性的なもの」も含まれ、力で相手を支配しようとする行為をさします。
○身体的なもの
・殴る
・蹴る
・物を投げつける
・突き飛ばす など
○精神的なもの
・暴言を吐く
・無視する
・こどもに危害を加えると言って脅す
・交友関係を厳しく監視する など
○経済的なもの
・生活費を渡さない
・働かない
・働くことを許さない
・借金を重ねる など
○性的なもの
・性行為を強要する
・見たくないポルノビデオなどを見せる
・避妊に協力しない など
◆ひとりで抱えず最初の一歩を
配偶者やパートナーとの関係、ひとりで抱えず相談してみませんか?
身の危険の危険を感じた場合は、110番へ!
▽警察相談専用電話
ストーカー、DV、悪質商法など
【電話】#9110(24時間対応)
※犯罪や事故にあたるのか分からない場合でもお電話ください。
▽性暴力被害に関する相談窓口
自分が望まない性的行為について
・FLOWER(性暴力被害者サポートネットワーク)
【電話】#8891(24時間対応)
▽DVに関する相談窓口
配偶者やパートナーからのDVなど
・日置市配偶者暴力相談支援センター【電話】099-248-9460
午前8時30分~午後5時(土・日・祝日を除く)
・鹿児島県男女共同参画センター【電話】099-221-6630
・鹿児島県女性相談センター【電話】099-222-1467
▽市民のための相談室(日置市男女共同参画相談)
【電話】099-273-2160
・人間関係
・子育て、介護
・学校、友人、職場、地域のこと
月曜日~金曜日(土、日、祝日を除く)午前8時30分~午後4時30分
※面接相談は、事前にお電話をください。
問合せ:
日置市配偶者暴力相談支援センター【電話】248-9460(直通)
本庁企画課国際交流・男女共同参画係【電話】248-9403(直通)
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