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ひおき学~我が校の「ひおきふるさと教育」

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鹿児島県日置市

■日置市立東市来中学校
創立:77年
校訓:学・道・錬
生徒数267人 教職員数29人 学級数12(その内特別支援学級4)

~日置市(旧東市来町)・弟子屈町姉妹都市盟約締結40周年にあたり~
東市来中学校では、1年生のひおき学の学習で、郷土の偉人「永山在兼氏」について学習します。永山氏は旧東市来町に生まれ、北海道釧路土木派出所長として、困難を極めた大事業である弟子屈と阿寒湖畔を結ぶ「阿寒湖横断道路」の建設に尽力され、「阿寒国立公園の父」と言われています。その偉業をたたえ、1983年に弟子屈町と東市来町(現日置市)の姉妹都市盟約が締結され、1990年には中学生の交流事業が始まりました。冬には弟子屈町から、夏には東市来から互いの町や学校を訪問し交流を深めてきました。2020年度と2021年度はコロナ禍のため訪問は中止となりましたが、昨年復活し、生徒会役員9人が8月22日から4日間の日程で弟子屈町を訪れることができました。広大な大地、豊かな自然に感動するとともに、文化や生活様式の違いを学んだり、弟子屈中学校や川湯中学校、ホームステイ先のご家族の盛大な歓迎を受けたりと、大切な一生の思い出ができました。生徒からは、「鹿児島との違いに気づき北海道の魅力に触れることのできた濃密な4日間だった」、「じゃがいもコロッケは今まで食べた中で一番おいしかった!」、「交流事業を支えてくださった全ての皆さんに感謝している」、「ホームステイを通して得た絆は一生忘れることのできない思い出となった」、などの感想が聞かれました。
永山在兼氏がつないでくださった弟子屈町との「架け橋」をこれからも若い世代がしっかりと守り、この交流事業を末永く引き継いでいきたいと思います。

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