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特集 もうひとつの日置「ネオ日置」 インターネット上の拠り所が完成

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鹿児島県日置市

~城下町でショッピング、祭空間でイベントを堪能~
関係人口創出事業「ひおきとプロジェクト」は、インターネットをフル活用した事業として、ひおきカメカメ団(ファンクラブ)の登録やお試し住宅の予約、ウェブメディア「ひおきと」の情報発信を積極的に展開しています。さらに、インターネット(メタバース)を活用した「もうひとつの日置」をつくる「ネオ日置計画」も進行中。クラウドファンディングや国の事業を活用し、地図空間や徳重神社、大汝牟遅神社などの名所空間6カ所を完成させています。本年2月26日に実施した「ネオ日置大バージョンアップ」を中心に令和5年度の取り組みと今後の展開も紹介します。

◆「もうひとつの日置」来場者増加中!
令和4年度クラウドファンディングを活用した地図空間(エントランス)制作を皮切りに順次名所空間などの整備を進めている「ネオ日置計画」。空間は一般公開しており無料で楽しめ、スマホ・パソコンでも気軽に体験できます。令和5年5月の地図空間リリース以降、日を追うごとに来訪者が増えており、現在では月に千人程度来訪され令和5年12月のメタバース空間「DOOR」アクセスランキングで3位に輝いています。

◆舞台は整った!新しい挑戦がスタートです!
今年度、国の過疎地域持続的発展支援事業を活用し、ネオ日置での経済活動と空間利用の活性化に向けた挑戦を開始しました。経済活動の拠点として令和6年2月26日に「城下町(商店街)」と専用ショッピングサイト「ネオ日置市庭(イチバ)」をオープン。「ふるさと納税」協力事業者を出店対象とし、17の企業・店舗に参画いただきました。販路拡大の新たな手法を模索する今回の社会実験。参画事業者の協力のもと、ネオ日置だからこそできる「交流」「販促」を追求していきます。日置市の特産品を販売する城下町ですが、この他に観光案内所や市役所ネオ日置支所も設置。市民の皆さんぜひ遊びに来てください。

◆日置市を象徴する空間でイベント開催はいかが?
城下町と同時オープンした「祭空間」。この空間は、雄大な吹上浜と美しい夕日、波打際に設置された能舞台のようなステージが印象的な「戦国島津感溢れる空間」となっています。オープン同日の午後8時に開催された「ネオ日置大バージョンアップ発表会」のセレモニーに利用し、その模様をユーチューブチャンネル「ひおきとTV」で生配信しました。セレモニーの後、城下町などの街歩きも生配信していますので、アーカイブ動画もぜひご覧ください。なお祭空間については、令和6年度の1年間、市民や市内企業・団体は無料で活用できる予定としていますので、準備が整い次第ウェブメディア「ひおきと」でお知らせします。イベントや講演会など積極的なご利用をご検討ください。

◆ネオ日置に行きたくなる!拠点を「日日nova」に設置
「メタバース空間に没入する」これは自分が仮想空間の中に存在していると思えるほどリアルに感じることを言い、この「没入感」を得るためには「VRギア」という機器を使用する必要があります。このような体験をとおして、多くの方にネオ日置に遊びに来ていただくために、ネオ日置体験拠点を、日吉小学校跡地「日日nova」に設置しました。他にも、自分そっくりな鎧武者アバター(ネオ日置に入るための人形)が作れるサービスも開始。帰省中の親戚や友人と一緒に作成すれば、その後、遠く離れていても顔を見ながら会話できるのでネオ日置に行くのが楽しくなります。TOPPAN株式会社とのコラボで実現するサービスで限定200個の提供(有料)となります。

◆ネオ日置とリアル日置密接につながると面白い!
来年度はさらなるバージョンアップを目指し、三度目のクラウドファンディングを開始しています。内容はネオ日置とリアル日置を有機的につなぐコミュニティ通貨「まちのコイン」の導入です。法定通貨とは連動しない地域通貨で「あげたい・もらいたい・使いたい・使ってもらいたい」を循環させるもの。「想い」で多くの人をつなげる仕組みづくりに挑戦します。ネオ日置でもリアル日置でも楽しめてつながるってすてきです。
このクラウドファンディングにぜひご協力ください。

ネオ日置は「DOOR」を用いて制作しています。
※「DOOR」はNTTコノキューが提供するWEBブラウザで使用できる仮想空間プラットフォームです。

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