■総合計画の骨組みをつくる
日置市長 永山由高
○まちづくりの基本指針
総合計画とは、日置市の総合的かつ計画的な行政運営を担っていくための基本的な計画で、どのような自治体を目指すのか、目指すべき将来像を住民全体で共有し、その実現のための施策など、自治体が行動するための基本的な指針となるものです。現在(令和6年度)は、第2次総合計画の終わりが迫っているところで、令和8年度から始まる第3次の日置市総合計画をこの春から作り始めています。
○みんなで計画をつくるために
総合計画の策定にあたっては、(1)市民アンケート、(2)各地域別の審議会などを経由して、市の職員が大枠の資料を取りまとめ、原案を総合計画審議会という諮問機関でお諮りし、さらに市民の皆さまからのパブリックコメントをいただいた上で策定、という流れが一般的です。日置市においても、前回、前々回と、同様の流れで取りまとめてきましたが、今回の総合計画策定にあたっては、市民アンケートよりも、さらに深く市民の皆さまの考えや危機感、期待をしっかりと組み込むべく、今まで以上に市民参加の枠を拡大しながら取り組みたいと考えています。
○第3次総合計画策定の流れ
これまでの総合計画を前提として、その更新をするのではなく、総合計画を作る前に、日置市の未来を考えるにあたって大切にしたい20の問いを立てました。この問いに対する日置市の現状、将来にわたって活用が期待される可能性の種ともいうべき地域資源を洗い出し、具体的な取り組みを、市役所職員だけでなく、市民の皆さんにも参加していただきながら描こうとしています。7月20日・21日には、20の問いについての検討状況を広く市民の皆さまに公開する場も作る予定です。計画策定については、市のホームページでも随時情報を公開していますので、ぜひこちらもご覧ください。
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