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自治体の皆さまへ

市長コラム #29

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鹿児島県日置市

■循環型社会の構築に向けて
○衣類・雑貨のリユース・リサイクル
7月5日、日置市は株式会社ECOMMIT(エコミット)と「環境に配慮した資源循環等の推進に関する連携協定」を締結しました。この協定は、ごみの減量やリユース活動など、循環型社会の形成に寄与することを目的としています。さっそく7月8日から、日置市役所や地区公民館など市内30カ所に衣類・雑貨のリユース・リサイクル用回収ボックス「PASSTO(パスト)」を設置しました。各施設の開庁時間中は、どなたでも不要となった衣類・雑貨・おもちゃを気軽に投函することができます。ご家庭で使わなくなった衣類を廃棄せず、「リユース・リサイクル」に取り組む機会をつくることで、地域全体で資源循環を促すきっかけになればと考えています。

○資源が循環する街へ
日置市は、2012年から、生ごみのリサイクル事業を実施しています。2024年現在は、80%以上の自治会が、生ごみと燃えるごみを分けて収集する取り組みにご協力くださり、各家庭から排出された生ごみは堆肥化して地域の農家さんなどに活用いただいています。2014年からの10年間で、ごみ排出量は年間1万3639トン→1万1205トンへ、市民一人あたりのごみ排出量は、272キログラム→240キログラムと、約12%減少しています。皆さまの普段からのご協力にあらためて感謝申し上げます。
今回新たに始めた衣類・雑貨のリユース・リサイクル事業では、まず年間100トンのゴミ削減に挑戦します(今後、実績を確認しながら目標を引き上げていきます)。資源の循環を推進することは、市が進める脱炭素社会実現のための大切な一歩でもあります。大切な地球環境を守り、次世代にしっかりと引き継いでいくために、衣類・雑貨のリユース・リサイクルについてもご協力いただきますよう、お願い申し上げます。

日置市長 永山 由高

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