■走ることで得られるもの
○年の初めはチャレンジに最適
1月は、新しいことに挑戦するのに最適な時期です。
私は、昨年(2023年)の1月1日から、ランニングに取り組み始め、年間を通じて自宅の周りを定期的に走る習慣を継続することができました。基本的に毎日朝から夜まで公務が入りますので、時間の確保が課題になりますが、早朝や深夜の時間をどうにか捻出して走る環境を整えることで、昨年はさまざまな収穫が得られました。
○20年ぶりの再会
中高生の頃に陸上競技部に所属していたこともあり、走り始めると少しずつスピードを上げるのが楽しくなります。夏にはかつて取り組んでいたハードル種目にもチャレンジしたくなりました。猛暑の中、公務の合間を縫ってあいハウジング陸上競技場(伊集院総合運動公園)にも少しだけ通い、秋には県民スポーツ大会(以前の県民体育大会)陸上競技男子110mハードルに23年ぶりに挑戦することになりました。かつてのライバルが指導者になっていたり、親になって子どもさんの応援に来ていたり、懐かしい再会も多く、素晴らしい時間になりました。
○地域行事にも走って参加
また昨年は、各地区で開催される運動関係行事に自分自身もランナーとして参加させていただくことが増え、12月に飯牟礼地区で開催された校区一周登山駅伝大会には、副市長や教育長とともに来賓チームとして参加させていただきました。各種行事において、一緒に参加することで、より近い距離で皆さんとお話しする機会をいただけるように感じます。
○心と身体を整えながら、2025年も
人は日常生活や仕事の中で常にさまざまなことを考えています。ずっと頭を使う中で、いま目の前の環境に集中する時間をとるのはなかなか難しいですが、ランニング中は走るということのみに集中できます。身体づくりと同じように、走ることで心も少しずつ整う実感を得られた2024年でした。今年も仕事を第一に、隙間時間で少しだけでも走ることで、しっかり働ける心身を作っていきたいと思います。
日置市長 永山 由高
<この記事についてアンケートにご協力ください。>