毎月1校日置市内の公立小・中・義務教育学校の特色ある教育をご紹介します。
■日置市立 飯牟礼小学校
創立:141年
校訓:やさしく 考える がんばる
生徒数76人 教職員数14人 学級数7(その内特別支援学級2)
飯牟礼小は、学校教育目標を「豊かな心と学ぶ意欲をもち、心身ともにたくましい児童を育てる」、キャッチフレーズを「みんな笑顔で元気もりもり飯牟礼小学校」とし、さまざまな教育活動に取り組んでいます。
標高153mの台地にある校区は、矢筈岳・諸正岳が連なり、茶畑に囲まれ、「茶摘み」や「お茶づくり」、「お茶の入れ方教室」「お茶の作法教室」などお茶に関する体験や学習を行っています。その他にも、「ひおき学」という郷土について学ぶ学習を通して、校区や日置市の自然、伝統文化や芸能を楽しみながら学んでいます。
11月の高齢者とのふれあい活動では、昔遊びや竹鉄砲づくり、なわない※を教わりました。また、ふるさとや緑を愛する心豊かな次代の子どもたちを育てる「緑の少年団活動」も日置市では本校だけが年間を通して行っており、緑の感謝祭などへの参加をはじめ、夏休みに行った「竹パン・竹ご飯づくり」など本校独自の活動も充実しています。
本校は今年度、創立141周年を迎えました。PTAをはじめ、地域のかたがたの協力をいただき、体験を通して児童の生きる力が育まれています。また小規模特認校制度を導入しており、現在10人の児童が通っています。今後もさらに連携し、郷土を愛し、夢や希望をもって未来を切り拓く児童の育成に努めていきます。
※なわない…わらなどを材料としてよりあわせ、縄をつくること
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