子どもたちが大人になるときにも、しまのことばが聞こえる世界を残すために。
■じんにゃぬ うたー
(知名の 歌)
♪へーぬ はじぬ ふきゅぬ とぅくる、 おーおーとぅ しゃぬ ふーやまぬ…
(南の 風が 吹く ところ 青々と した 大山の)
ぬーぬ うたーでぃ わかやぼい?
(何の 歌と わかりますか)
ふりわ なま しまむにサロンぬ ちゅーたぬ
(これは 今 しまむにサロンの 人たちが)
しまむにち へーとぅぬ 知名町歌 でぃろ。
(しまむにに 変えている 知名町歌 です)
2月17日ぬ 島ムニ島唄大会てぃ
(2月17日の 島ムニ島唄大会で)
しまむにし うた しらーでぃ ‘むーとぅんとぅ
(しまむにで 歌 しようと 思っているので)
知名町歌 いきゃし しまむにし 歌 しゅんかやでぃ
(知名町歌 どうやって しまむにで 歌 するかと)
どぅーしむ かんげてぃみち たぼりよー。
(自分でも 考えてみて くださいね)
■タクandリエの しまむにし がいちみゃー!
しょーがちに むち がば かみしぎたん!
(正月に 餅を いっぱい 食べすぎちゃった!)
教えてくれた人:芦清良字60代男性
◎「しまむにのしずく」は、2015年から沖永良部島に通っている山田真寛(国立国語研究所)が、沖永良部語の学習者として作文をする連載記事です。分かち書きをして逐語訳をつけた沖永良部語の文章は、上平川方言の調査で学んだ文法知識を使って書いています。母語話者には確認していただいていないので、間違いや不自然な表現はぜひ添削をお願いします!
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