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私のFood記 ~薩摩川内風土記~

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鹿児島県 薩摩川内市

■うま味凝縮 無水カレー
大会前の減量初期に食べています
梅田 皇輝(うめだこうき)さん

今回は、ブラジリアン柔術で強い体幹と攻め続けるスタミナを武器に、多くの大会で優勝を収めてきた梅田皇輝さんが減量中に食べる「無水カレー」を紹介します。
小学4年生から柔道をしていた梅田さんが、寝技の組技が主体であるブラジリアン柔術を始めたのは、今から約10年前。初めて体験に行った日に、ベテラン選手に負けたことを悔しく思い、闘志に火が付いたそう。「柔道とブラジリアン柔術の練習を週にそれぞれ2回ずつ行い、他の日はトレーニングやランニングを行っています。好きでしているだけなので、全然苦ではないです」と、無自覚にストイックな生活を送っている様子を話してくれました。
大会に出場するにあたって、階級ごとに体重制限があるため、多い時は4~6キログラムの減量が必要になるそうです。梅田さんの普段の食事量は、人よりも少し多め。減量しなければ大会に出場できないため、相当無理をして減量することもあるそう。減量中のストレスで、異常がないはずの歯が痛くて眠れないなど、体の異変を感じたことがきっかけで、体重にあまり影響せず、栄養が取れるものを食べなければと考えて作った辛口無水カレー。カロリー抑えめで体に良さそうなものを詰め込んだそうです。
ブラジリアン柔術の楽しさは、技を決めた時。試合で対戦した相手と仲良くなれるのも魅力の一つで、「ライバルとして戦った相手が友人となり、今では全国各地にいます」と笑顔で語ってくれました。選手の年齢層も中学生から60代くらいまでと幅広く、大会への出場が目的ではなく、フィットネス感覚で練習している人も多いそう。「最近は、有名人が大会に出場したというニュースが取り上げられて、ブラジリアン柔術の認知度が上がったのではないかと感じています。格闘技の中では比較的に始めやすいと思うので、競技人口が増えたらうれしい」と話してくれました。
「4月に大阪で開催される全日本マスター柔術選手権での優勝が目標」と話す梅田さん。これからのさらなる活躍が楽しみです。

◆レシピ
○材料(4食分)
鶏むね肉:約250グラム
タマネギ:3個
トマト:3個
しめじ:50グラム
ニンジン:小1本
ナス:1本
ニンニク(チューブ):適量(お好みで)
カレールウ(カロリーハーフ):適量

○作り方
(1)鶏むね肉、ニンジン、ナスは一口大に切り、タマネギは薄切り、トマトはざく切りにする。
(2)鍋にサラダ油を入れて、中火で熱する。鶏むね肉とタマネギの半量を入れて、全体に油がなじむまで炒める。
(3)残りのタマネギ、ニンジン、しめじ、ナス、トマトを順に重ねて入れ、ふたをして弱火~中火で15分ほど煮込む。(水分が出てきたタイミングで、ニンニクを入れる。)
(4)全体を混ぜ合わせて、一度火を止め、カレールウを入れて溶かす。再び弱火で5分ほど煮込む。
※鶏むね肉は牛肉の赤身に、白米は玄米にしても良い。

~ワンポイント~
・追加で豆腐を入れるとタンパク質がさらに取れ、満腹感も得られる。入れるタイミングは、食べる前に温める時で、崩しながら煮込む。
・栄養や水分が蒸気となって逃げないように、しっかりとふたをする。

■皆さんの思い出の料理を大募集
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