今回の表紙は、3月31日(金)に鹿島港の最終寄港となったフェリーニューこしきが、島立ちをする子どもたちを乗せて出港する様子です。
「人のとなりに」で取材した中野さんは、「子どもたちが走り回っていると地域が明るい」と話し、スポーツ少年団の指導やウミネコ留学生の里親として、多くの子どもたちの成長を見守り続けています。時代の変化や多様化する社会に合わせつつも、素直な心や感謝する気持ちなどは、これまで通り変わらず大切にしているそうです。
フェリーが最後の出港となる一方で、地域で育ち、未来を担う若者たちの夢を乗せた新たな旅立ちの日となりました。
これからも育った地域とのつながりを大切にしながら、甑島の海を優雅に飛ぶウミネコのように、世界や日本各地で大きく羽ばたき活躍することを願っています。
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