私のFood記 ～薩摩川内風土記～

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■お口が幸せでいっぱい米粉を使ったふわっふわのシフォンケーキ
中道玲那(なかみちれな)さん

今回は、「幼い頃からお菓子作りが好きで、はまり続けています」と話す中道玲那さんに、「米粉を使ったふわっふわのシフォンケーキ」をご紹介いただきました。このシフォンケーキは米粉を使うので、小麦アレルギーの方でも食べることができます。
中道さんがお菓子作りに目覚めたのは、お母さまの影響だそう。「幼い頃から母がお菓子作りをする姿を見ていました。初めて一緒に作ったのは、パン。キャラクターのパンを作ろうとしましたが、なかなか生地がくっつかず、結局大きさの違う丸いパンが出来上がったけれど、とても楽しくて」と思い出のエピソードも。「夜中に突然思い立って作ることもあり、お菓子を作っているときは、他の事を考えずに無心になれるので、日々リフレッシュできています。大好きな時間です」と話します。
今回ご紹介いただいたシフォンケーキのように、アレルギー対応のスイーツを作り始めたのは、家族が小麦アレルギーを発症したことがきっかけだったそうです。
「『お菓子やパンは好きだから食べたい』という家族のことを思って、アレルギー対応のものを作り始めました」とのこと。
そんな家族思いの中道さんがやりがいを感じるときは、「おいしい」の一言を耳にしたとき。「私の場合は食べてもらいたい、食べてくれてありがとうなんです。それにプラスして『おいしかった』なんて言葉をもらえると、うれしさで胸がいっぱいになります」と話します。
中道さんによると、「シフォンケーキの中心部分、空洞になっているところに果物を入れたり、周りに生クリームを塗ったり、チョコペンで絵を描いたりなど、自分好みにアレンジ出来るのがシフォンケーキの魅力なんです」と素敵な笑顔で教えてくれました。

◆レシピ
▽材料(17cmシフォン型)
卵：4個(卵白と卵黄に分けて使用)
米粉：75g
米油：40ml
豆乳：50ml
グラニュー糖：80g(2回に分けて使用)

▽作り方
(1)オーブンを170℃に予熱しておく。
(2)卵を卵白と卵黄に分ける。
(3)卵白を少し泡立てた後、グラニュー糖40gを2～3回に分けて加え、つのが立つまで混ぜる。
(4)卵黄を残りのグラニュー糖と合わせ、白っぽくなるまで混ぜる。
(5)豆乳を(4)に入れて混ぜ、米油を入れてさらに混ぜる。
(6)米粉を(5)に加え、混ぜる。
(7)(6)に(3)の1/3を加えてなじませ、残りの2/3を加えてさっくり混ぜたら型へ流し込む。
(8)型をトントンと上から3回程落として空気を抜き、予熱したオーブンで40分焼く。
(9)焼き上がったら、すぐに型を逆さにして、左写真のようにコップ(瓶でも代用可)の上に乗せるなどして完全に冷ます。
(10)冷めたら、型から外し、好きな大きさにカットする。

～ワンポイント～
・型に生地を流し入れる前に、中心部分にクッキングシートを巻くと、(9)の後、きれいに外しやすくなります。

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