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私のFood記 ~薩摩川内風土記~

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鹿児島県 薩摩川内市

■中国の家庭料理 エビの塩こしょう焼き
今回は、友好都市である中国江蘇(こうそ)省常熟(じょうじゅく)市より国際交流員として赴任している、唐靚さんに「エビの塩こしょう焼き」をご紹介いただきました。
「エビの塩こしょう焼きは、幼少期に上海に住む祖母が常熟へ遊びに来た時に作ってくれた料理の中で、大好きな一品。父も料理が好きで、肉まんを生地から作るなど、いつも夜中までレシピを研究したり、レストランで食べた料理の再現をしたりしている」と言います。その影響で唐さん自身も食べるだけではなく、レシピを研究することも好きで、家族でレシピについて話し合うこともあるそうです。
そんな料理好きの唐さんに、今回ご紹介いただいた「エビの塩こしょう焼き」を作るポイントを聞いたところ、「ネギやニンニクなどの香味野菜を入れるタイミングが肝心。香りや辛さを強くしたい方は、最初からよく熱した油へ入れるのがお薦めですが、弱くしたい方は、メイン食材の後に入れてもおいしいです」とアドバイスしてくれました。
唐さんが国際交流員になろうと思ったきっかけは、大学で4年間学んだ日本語をもっと使いたいと思ったからだそうです。日本語を習得するために、日本のアニメやドラマ、バラエティ番組を見て勉強していたとのこと。
「大学を卒業後、常熟市の職員として働き、大学時代に学んだ日本語を生かしたいと思うようになり、国際交流員の募集を見て、変わるなら今だと決心し、すぐに申し込んだ」と言います。現在は、国際交流員として、料理教室で異文化理解などの講座を行い、参加者から「常熟市に行ってみたい」「唐さんの講座が楽しかった」と言ってもらえることがやりがいになっているそうです。
「これからもいろいろなことに挑戦し、自分がどこまでできるのか知りたい。任期満了が近づいているので、もっと薩摩川内市の自然や食をたくさん楽しみたい」と、笑顔で話してくれました。

~ワンポイント~
・エビをカリっとするまで焼く。
・エビのうま味を奪わないように、塩こしょうの味加減に気を付ける。

◆レシピ
▽材料(3~4人分)
・エビ(殻付き)…200g
・小ネギ…適量
・ショウガ…3枚(スライス)
・ニンニク…3房
・唐辛子…2本
・塩…小さじ1/2
・料理酒…大さじ5
・こしょう…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・オイスターソース…小さじ1

▽作り方
(1)エビとショウガ、ネギ、料理酒、塩、こしょう、しょうゆ、オイスターソースを混ぜて、5分程漬け込む。
(2)フライパンに油をたっぷり入れて、エビを半分火が通るまで炒め、1度取り出す。
(3)熱した油にみじん切りしたニンニク、唐辛子を入れ、香ばしくなったら、炒めたエビを入れ、ネギとこしょうを散らして完成。

■皆さんの思い出の料理を大募集
皆さんの思い出の料理とそれにまつわるエピソードなどがありましたらどしどし情報をお寄せください。取材に伺います。

問合先:秘書広報課企画総務・広聴広報G
【電話】内線4122

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