■介護保険と介護保険料
介護が必要になったときに、誰もが安心してサービスを利用できるよう、社会全体で支えていこうという仕組みが「介護保険制度」です。
その財源の一部が、介護保険事業計画に基づき、3年ごとに見直しを行っている介護保険料です。
令和6年度は、令和8年度までの3年間に必要となる介護給付費を見込んで、保険料の見直しを行う初年度にあたります。
■介護保険料の基準月額は6100円になります
今期の被保険者1人当たりの保険料基準額は、月額で6100円、年額で7万3200円となり、前期と比較して月額で100円、年額で1200円の減となります。減額の主な要因として、高齢者数や要介護認定者数の減少に伴う介護給付費の伸び率が緩やかになったことなどが考えられます。
介護保険は、公費と皆さんが納める保険料で成り立っています。
ご理解とご協力をお願いします。
▽人口、高齢化率、介護認定者数および介護給付費の推移
出典:第9期介護保険事業計画 他
※令和5年の介護給付費は見込み
■介護保険料(令和6年度~令和8年度)
■介護保険料額のお知らせ時期
前年の収入・所得を基に、7月上旬にお知らせします。特別徴収(年金からの天引き)の場合、それまでの間(4、6月)は前年度2月と同じ金額を仮徴収します。
■合計所得金額の計算方法が変わります
令和3年度分から令和5年度分までの介護保険料の算定については、第6段階以降の合計所得金額に給与所得または公的年金などに係る所得が含まれている場合は当該所得の合計額から10万円を控除する特例措置がありましたが、令和6年度以降は、当該特例措置はなくなります。
問合先:高齢・介護福祉課介護指導G
【電話】内線2621、2622、2623
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