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自治体の皆さまへ

かごネット

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鹿児島県 薩摩川内市

■薩摩川内市地域医療介護情報ネットワーク
〜あなたの健康をみんなで見守る〜
令和5年度、国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用した本市のマルチ医療DX(デジタル・トランスフォーメーション)事業の一環として運用が始まった「かごネット」について紹介します。

◆かごネットって何?
病院、診療所、歯科、調剤薬局、介護事業所などを相互につなぐ医療情報ネットワークです。
これまで複数の医療機関に分散されていた患者さんの医療情報を、本人の同意のもと、参加施設の間で、インターネット上で連携カルテとして共有します。診断や治療、調剤などを行うときに、より正確な診断、安全な処置などができるようになるサービスです。

◆かごネットに登録しましょう
かごネットに登録するとカードが交付され、参加している医療機関などに提示することで、さまざまなメリットがあります。
・かかりつけの病院以外でも病歴などを共有することで、適正な治療を受けられ、重複検査も避けられます。
・処方情報が共有されることで、薬の飲み合わせの確認や、重複処方を防ぐことができます。
・入退院時の施設間の情報連携がスムーズになり、待ち時間が短縮されます。
・救急搬送時、本人の意識がない状態でも、病歴などの情報把握ができるため、素早く的確な処置が受けられます。
参加している医療機関などの確認や、詳しい内容はかごネットホームページでご確認ください。

▽かごネット手続きの流れ
(1)登録ブースで説明を受ける。(ブースの開設日時はかごネットホームページのお知らせから確認ができます。)
(2)同意書にサインする。
(3)かごネットに登録
(4)アプリをダウンロード
※申し込みには本人確認書類が必要です。

◆アプリで健康管理
かごネットと連携する健康づくりサポートアプリ「かごマイカルテ」は、脈拍、呼吸、血圧、体温などの情報の登録や管理、受診した医療機関の処方、検査内容の確認などができます。
さらに、毎日の血圧、体重、食事、服薬の登録や1日2000歩以上歩くことで、健康ポイントを獲得できます。ポイントは3カ月ごとに集計し、ランキング上位の方に、薩摩川内市スマートフォン決済アプリ「つんPay」の地域通貨をプレゼントします。

◆医療関係者や登録者の声
▽医療関係者
・夜間・休日当番医において、初診の患者さんに対し、かごネットで病歴やアレルギーなどの情報を確認して診察できることは、医師にも患者さんにもメリットがある。
・医師や薬剤師が患者情報を共有できるので、患者さんが多数の薬を服用することによる副作用の発生など有害な事象を防ぐことにつながる。

▽登録者
・病院や薬局、介護施設など、医療機関ごとに病状などの説明をする必要があったが、かごネットで正確な情報共有をしてもらえると安心で便利。
・高齢な親が倒れた際、家族がそばにいなくてもアレルギーや服薬情報を共有してもらえるので安心。

現在、かごネットに参加している医療機関などは116施設です。(3月31日時点)
今後、参加する施設が増えることで、共有できる医療情報も充実し、地域内でのより良い医療・介護サービスの提供につながります。

問合先:本庁スマートデジタル戦略室
【電話】内線6152

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