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第52回 キジカケル突撃レポート ~2024年4月開校! 新しい歴史がスタート編~

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鹿児島県 薩摩川内市

祁答院地域の子どもたちへより良い教育環境を提供するため、この春、藺牟田(いむた)、上手(かみで)、黒木(くろき)、大軣(だいごう)小学校の4校が統合され、「祁答院小学校」としての新しい幕が上がりました。
今回は、その「祁答院小学校」を深ボリし、各小学校の歴史や再編事業に関わった方の声などを紹介します。

■未来ある子どもたちに、より良い教育環境を
4月8日(月)、祁答院小学校で開校式と入学式が行われました。新しい児童を迎え、少し緊張した面持ちで始まった開校式。「久富木川(くぶきがわ)」や「ベッコウトンボ」などの地域の特色が盛り込まれた新しい校歌が、一生懸命練習してきた児童によって初披露されました。
入学式では9人の新入生がアーチをくぐって入場し、在校生が温かく出迎えました。保護者や来賓の方々が見守る中、希望を胸に新たな学校生活のスタートとなりました。

○祁答院小学校誕生までの経緯
・2022.7
令和コミュニティトーク(祁答院地域)で小学校再編に関する質問が出る

・2022.8
祁答院地域の小学校再編についての説明会を開催

・2022.11
祁答院地域の各地区から、小学校再編に関する意見要望書を教育委員会に提出

・2022.12
意見・要望の調整が図られ、再編協議会の準備会を行い、基本方針などを確認

祁答院地域小学校再編協議会発足

7回にわたり、協議を実施

・2024.4.8
祁答院小学校 開校

■祁答院地域小学校再編協議会会長にインタビューしました!
○関一幸(せきかずゆき)会長
「4小学校が統合されたことで、子どもたちにとってより良い教育環境となることはうれしい」と話すのは、祁答院地域小学校再編協議会の会長で大村地区コミュニティ協議会会長でもある関一幸さん。
「統合前は複式学級での教育を行っていたが、統合後は各学年1学級の編成となり、先生たちの負担も軽減できるだろう」と期待を寄せています。約1年間、統合に向けて協議に携わってきた関会長。これからのさらなる小中一貫教育の充実を願っていました。

○~児童(じどう)の皆(みな)さんへ~
新(あたら)しい仲間(なかま)を迎(むか)え、新(あたら)しい学校生活(がっこうせいかつ)が始(はじ)まりました。仲良(なかよ)く、楽(たの)しく頑張(がんば)ってください。

学年・児童数:
1年 9人
2年 12人
3年 19人
4年 20人
5年 21人
6年 27人
合計 108人

■どんな校章なの?
鎌倉時代以降、この地域を治めた祁答院氏の家紋の扇と町木であった梅の花をかたどり、「祁」の文字を象徴として中央に配置し、「祁答院」を誰でも読めるようにローマ字で明記したものです。黒木小学校出身の小牧良次(こまきりょうじ)さんが考案したものが選ばれました。

■どんな校歌なの?
祁答院地域の住民などを対象に、歌詞に盛り込みたい言葉を募集し、祁答院地域小学校再編協議会において絞り込みを行い、元藺牟田小学校校長の沖敦(おきあつし)さんがそれらを基にして、地域住民の思いが詰まった歌詞を完成させたそうです。歌詞の掛け合いもあり、明るい曲調になっています。

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