11月は「児童虐待防止推進月間」です。児童虐待は、家庭や学校、地域全体で取り組むことで、予防や早期発見につながります。
あなたの周りに「気になる子ども」はいませんか。児童虐待には、次のようなものがあります。
■身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を締める、縄などにより一室に拘束する など
■性的虐待
子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触るまたは触らせる、性的な写真・映像の被写体にする など
■ネグレクト(育児放棄)
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
■心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう、子どもの目の前で夫婦喧嘩をする、きょうだいに虐待行為を行う など
子どもの命、権利、未来を守るために「もしかして」と思ったら、市の児童虐待相談電話や児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」などに相談してください。あなたの一報で救われる子どもがいます。
○児童虐待相談窓口
・児童相談所全国共通3桁ダイヤル
【電話】189(いちはやく)
・市児童虐待相談電話
【電話】20-6343
・本庁社会福祉課相談G
【電話】内線2731~2735
■〔豆知識〕知っていますか?ヤングケアラー
大人と同じように責任を担って家族の世話や介護、家事などを日常的に行っている18歳未満の子どもたちのことを「ヤングケアラー」といいます。
電話やLINEで相談ができます。気軽にご連絡ください。
○ヤングケアラー相談窓口
・市ヤングケアラー相談窓口
【電話】0120-080-794
子育てで気になることや、困ったことなどは一人で悩みを抱え込まず、気軽にご相談ください。
○こどもの養育相談窓口
・北薩児童家庭支援センター
【電話】24-0081
・北部児童相談所
【電話】21-3150
・児童相談所相談専用ダイヤル
【電話】0120-189-783
■11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
暴力暴言は、その対象の性別や加害者・被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。
特に、配偶者などからの暴力、性犯罪、性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメントなどは、重大な人権侵害であり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題となっています。
内閣府が「男女間における暴力に関する調査」(令和5年)より作成した、「配偶者からの被害経験」によると、女性の約4人に1人が配偶者による暴力を受けているそうです。
県女性相談支援センターでは、さまざまな悩みを抱える女性からの相談を直接または電話にて受け付けています。
○女性の相談窓口
・県女性相談支援センター
【電話】099-222-1467
■オレンジリボンツリー・パープルリボンツリーを設置します
本市は、11月1日(金)~29日(金)の期間、「児童虐待防止(オレンジリボン)」、「女性に対する暴力根絶(パープルリボン)」を目的に、市民協働型事業として市民の皆さんに児童虐待・女性に対する暴力のない社会になることを願ったリボンを結んでもらうよう呼び掛けています。
ツリー設置箇所:本庁2階総合案内横、市総合福祉会館1階(永利町)
問合先:本庁社会福祉課相談G
【電話】内線2731~2735
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