深ボリ! 企業のチカラ

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■第73回　株式会社久永(ひさなが)　川内オフィス
今回は、株式会社久永を「深ボリ!」。川内オフィス所長の荒木孝洋(あらきたかひろ)さんにお話を伺いました。

◆事業の概要
当社は、大正8(1919)年に創業し、現在は測量機器やOA機器の他、建設現場での「測量・設計・施工」をはじめとした工程に※ICTを導入する支援や、オフィス環境のICTによる企業(お客様)の生産性向上をサポートする事業を手掛けています。
川内オフィス横には、建設ICTトレーニングセンターを設置しており、ドローンにレーザーを搭載した地表を測量する最新鋭の機材の使い方などを学習することができます。
※コンピューターの情報処理により作業を省力化し、高精度化する情報通信技術のこと

◆持続可能な社会を目指して
当社は、令和6年3月に川内オフィスを新築しました。省エネ設備を整えており、会社で使用するエネルギーを太陽光発電で全て賄うことで、消費する一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物「ZゼブEB(ゼロエネルギービルディング)」を実現しています。
その他にも、お客様に対して、デジタルデータの活用によるペーパーレス化や、リサイクル商品を提案するなど、環境に配慮したサービスを提供しています。

◆新しい働き方
オフィス新築に際して、自分がする仕事に合わせて作業場所を自由に選ぶことができるフリーアドレス化の導入を始めました。
書類を社内ネットワーク上で管理することで、営業先で書類をすぐに確認できるなどの業務の効率化を図っています。また、出勤してどこに座ろうかなという楽しみができるなど、快適に仕事ができる環境を当社で作り上げています。

◆今後の抱負
建設業界では、「きつい・汚い・危険」の「3K」のイメージを払拭したいとの声があり、特に建設現場や職場環境の改善への要求が高まっています。
当社の提案により業務の改善が進み、「給料が良い・休暇が取れる・希望が持てる」の「新たな3K」が実現できるよう、今後もお客様に寄り添いながら、事業価値向上のお手伝いをしていきます。

◆社員からのメッセージ
入社2年目　堤昂大(つつみこうだい)さん
私は、購入された商品のサポートや、困り事の解決方法の提案をする業務をしています。
入社して間もない頃は、商品や建設業に関する知識が足りず苦労しましたが、会社の教育制度がしっかりしているので、今では提案したものを導入して良かったと、お客様に喜んでいただけるようになりました。
困った時に、お客様から1番に声を掛けていただける営業となれるよう、成長していきます。

▽-Information-
株式会社久永川内オフィス
代表者：川内オフィス所長　荒木孝洋
所在地：田崎町1036番地3
従業員数：5人
連絡先：【電話】23-3033