■早期発見には定期的な検診を
がんは誰でもなる可能性がある病気で、日本人の死因第1位。2人に1人はがんになるといわれているほど身近な病気です。
しかし、早期に発見して治療を開始すれば、約9割が治るといわれています。「早期がん」を発見するために、定期的にがん検診を受けることが重要です。
本市では毎年、市民対象のがん検診を実施しています。集団検診は、複数の検診を同日に受診できるセット検診や土日検診、医療機関で受診できる個別検診も行っています。
○がん検診の現状
令和4年度、本市のがん検診によるがん発見者数は、30人でした。
・胃がん…4人
・大腸がん…11人
・乳がん…11人
・子宮がん…0人
・肺がん…4人
■自己負担の一部を補助します
全額自己負担で受診するのに比べ、少ない自己負担で受診できます。また、免除区分に該当する(1)~(4)のいずれかに当てはまる方は無料で受診できます。
(1)後期高齢者
(2)生活保護受給者
(3)非課税世帯
(4)1年生検診者(対象年齢に初めて達した方)
・胃、大腸、乳、肺…40歳
・子宮…20歳
・前立腺…50歳
○40歳代の女性が全てのがん検診(集団検診)を受診した場合と全額自己負担で受診した場合の比較
■申込方法
がん検診の対象者には「令和7年度がん検診申込票」を1月下旬に送付しています。必要事項を明記の上、お申し込みください。
※転入者や追加申込希望の方は、電話でのお申し込みも可能です。
申込期限:2月28日(金)
■がん検診詳細情報
検診日程や受診料金などは、決定次第、市ホームページに掲載予定です。
■令和7年度実施予定のがん検診
・集団検診は、各地区保健センターなどにおいて、検診車で行います。
・個別検診ができる医療機関については、市ホームページ「令和7年度各種がん検診等の日程」をご覧ください。
・上記がん検診の他にも、腹部超音波検査や骨粗しょう症の検査なども行っています。
※1 喀痰検査…喫煙指数600以上の50歳以上の男女で喀痰検査を希望された方
[喫煙指数=1日の本数×喫煙年数]
※2 肺がん検診個別検診…身体障害者手帳1級に準ずる手帳をお持ちで、自力で検診車への乗り降りが難しい方
■検診は受けた後が大切です
結果が「要精密」であった場合には、精密検査を受けることで、より正確に検査結果を確かめることができます。
「要精密」と判定されても検査で見つからないもの(偽陰性)や、逆に「要精密」でないのにその疑いがある(疑陽性)という診断を受けることもあります。
精密検査は、このようながんの疑いを除外し、正しく判断するために必要です。
検査結果が「要精密」の場合や自覚症状がある場合は、必ず早めに医療機関を受診しましょう。
■川内高等学校の生徒が制作!
「がん検診啓発動画」
川内高等学校の生徒が、がん検診の啓発を目的に、約280枚の写真を1枚ずつつなげたアニメーション動画を制作しました。
40秒ほどの見やすい動画です。動画は左記の二次元コード(本紙参照)からご覧ください。
問合先・申込先:市民健康課健康企画G(川内保健センター内)
【電話】22-8811
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