本市では、平成23年度から地域の魅力をブランド化して全国に売り込むために「ぽっちゃんプロジェクト」を展開しています。
平成25年度からは総務省の地域おこし協力隊制度を活用し、大都市部の若者を当該地域に受け入れて地域住民と一緒に地域の課題解決や、旅・食・品に関する商品開発などを行ってきました。これまで45人の地域おこし協力隊員が活動しています。
現在は、それぞれの隊員が受入団体および地域と協働しながら、SDGsの理念のもと、ミッションの達成を目指して地域おこしに取り組んでいます。
■ぽっちゃんプロジェクトのロゴマーク(本紙参照)
地域おこし協力隊員が「しずく」のように地域に「ぽっちゃん」と落ちて、地域おこしの波紋が広がることをイメージしています。
■現在5人の隊員が活動をしています
○市内全域
山口優(やまぐちゆう)隊員(優ちゃん)
「活動を通して、市民の皆さんがもっとまちの魅力を知り、その魅力をもっと広げていけるように、いろいろな方々と協力しながら、地域を盛り上げていきたいです!」
女子サッカーチーム「レイナ川内レディースサッカークラブ」と協働しながら地域貢献活動を行い、サッカーを通して市の魅力発信に取り組んでいます。
○平佐西地区
尾野真衣子(おのまいこ)隊員(おのちゃん)
「市民の皆さんと健康で毎日笑って楽しく過ごしていけるように、活動していきたいです。」
転ばないための健康体操(はんとけん体操)の普及活動を通した介護予防など、市民の健康福祉の向上や地域の活性化に取り組んでいます。
活動発表会やラジオ出演などにより、隊員活動の広報もしています。
○甑島地域
濵邊絵美(はまべえみ)隊員(えみちゃんねる)
「前職の不動産業の知識を生かして自分からの企画提案と、島内の方の求めているものをうまく調和させながら、任務を進めていきたいと思っています。空き家が増え、暗くなった集落に明かりを灯したいです。」
甑島での空き家再生活動や、移住希望者の相談対応および情報発信を行っています。
○市内全域
荒木久美子(あらきくみこ)隊員(おいからちゃん)
「世界で起こっていることを「自分事」として捉え、SDGsなどの達成に向けて市民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。ともに楽しくチャレンジする「おいからちゃん」で溢れ、持続可能で幸せな薩摩川内市にしたいです。」
ラジオ出演や出前講座への参画、ワークショップなどを通してSDGsを身近に感じてもらうための普及啓発活動を行っています。
→広報薩摩川内1月通常版のキジカケルでは、SDGsについてすごろくで紹介しました。
○峰山地区
毛玟琇(もうぶんしゅう)隊員(もーちゃん)
「異なる言語と文化を通じてアイデアを引き出しながら、皆さんと一緒に成長をすることが楽しみ!柳山の美しい風景だけでなく、食事も楽しんでもらえるように、「食」を通して峰山地区を活性化したいです。」
峰山地区にある柳山アグリランドの喫茶店のレシピ開発やイベント企画に取り組みながら、地域の魅力発信を行っています。
地域おこし協力隊員は、地域の魅力や資源を発掘し、地域に活力を与えています。
隊員の活動はSNSで発信していますので、チェックしてみてください。
問合先:本庁企画政策課地域デザインG
【電話】内線4841
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