■脳の健康度を知りましょう
厚生労働省は、約15年後には65歳以上の3人に1人が認知症または軽度認知障害になるとの推計データを発表しています。しかし、軽度認知障害になっても、早期発見し対応すれば、16~41%の人が健康な状態に戻るというデータもあります。自分の脳の健康度を知り、認知症の早期発見に努めましょう。
■脳の健康度を測定できます
本市では、川内市医師会、薩摩郡医師会、エーザイ(株)と連携して、今年度から脳の健康度チェックを段階的に始めました。
会場に行くことで、お持ちのスマートフォンなどを活用してチェックできます。申込方法や実施会場などについては、市ホームページをご確認ください。
○脳の健康状態をチェック
・タブレットの画面に表示されるトランプの色や数字、絵柄などをタッチして脳の健康状態を測定
・受付から測定、結果説明まで約30分
■「みんなにやさしいお店」があります
本市では、市民の皆さんが「認知症」について正しく理解し、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を目指して、認知症がある人にもない人にも優しく対応し、スムーズに買い物ができる「みんなにやさしいお店」の登録制度を実施しています。
このお店には、認知症を正しく理解し、望ましい対応ができる認知症サポーターが在籍しています。
○登録店舗(令和6年12月31日時点)
・ファミリーマート迫川内駅前通り店
・ファミリーマート川内白和町店
・ファミリーマート薩摩川内天辰店
・ファミリーマート薩摩川内市比野店
・ファミリーマート薩摩川内田海店
・ファミリーマート東郷斧渕店
・道の駅 樋脇 遊湯館
■登録店舗の認知症サポーターの声
ファミリーマート薩摩川内天辰店
黒木(くろき)店長
(1)接客で心掛けていることを教えてください。
お客さまと目を合わせて笑顔で接することを心掛けています。認知症サポーター養成講座で学んだ、「後ろから声を掛けない」、「丸みのあるやさしい声掛け」を意識しています。
(2)「みんなにやさしいお店」に対して思うことは何ですか?
ファミリーマートの理念にも「地域に寄り添う、お客さま一人ひとりに、家族のように」とあります。どんな方にも笑顔で接していると、お客様から「お疲れさま」と声をかけてもらうこともあります。みんなにやさしい、地域の身近なお店を目指しています。
■登録店舗になるためには?
市が開催する認知症サポーター養成講座の受講が必須です。この講座を受講して、認知症に対する正しい知識や接し方について理解を深めましょう。
※認知症サポーター養成講座の受講については、高齢・介護福祉課までお問い合わせください。
○登録の流れ
高齢・介護福祉課に連絡
↓
認知症サポーター養成講座を受講
↓
講座を受講した認知症サポーターが2人以上いるお店を登録店舗として登録
問合先:本庁高齢・介護福祉課包括支援G
【電話】内線2675
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