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西之表市の台所事情(1)

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鹿児島県西之表市

11月1日付けで、令和5年4月1日~9月30日の『西之表市財政事情』を公表しました。これは税金や地方交付税、国・県補助金等がどのように使われているかを地方自治法の規定に基づき、毎年5月と11月の2回公表するものです。

第6次西之表市長期振興計画では、市の将来像として「人・自然・文化-島の宝が育つまち」を掲げています。本市の主要課題である「人口減少、年齢構造の不均衡、高齢化の進展・地域力の減退・担い手不足」の解決に向け、4つの分野(くらし・しごと・ひと・ぎょうせい)を設定し、それぞれ基本目標を掲げ、各施策、事業を着実に推進し、基本計画の更なる実効性の向上に繋げながら、行財政基盤の強化に努めてきました。
今年度も、国際的な原材料価格の上昇や台風、豪雨等による天災地変が日本経済に大きな影響を与えました。本市でも、物価高騰等による地域経済への打撃や若者を中心とした人口の流出が顕著で、過疎化・高齢化・地域の疲弊が危惧されます。このような状況を打開すべく各種事業を展開し、生活基盤の安定や雇用環境の充実、子育て支援や地域づくりなど、暮らしやすい環境づくりに引き続き取り組んでいきます。
(1)令和4年度の一般会計決算額
歳入12,732,475千円(対前年度比+605,986千円、5.0%増)、歳出12,209,180千円(対前年度比+339,654千円、2.9%増)で、翌年度に繰り越すべき財源22,234千円を差し引いた実質収支額は、501,061千円の黒字。前年度に比べ、歳入・歳出決算額ともに増加した主な要因は、再編交付金を含む国庫支出金の増、基金事業への積立金の増などによるものです。
(2)経常収支比率「経常収支比率」が91.6%となり昨年度より4.7%増加しました。これは、経常的経費に経常一般財源収入がどの程度充当されているかを見るもので、比率が高いほど財政構造の硬直化が進んでいることを表します。引き続き、経常的経費の見直しを図ります。

1 令和5年度一般会計予算の状況(9月補正後) ●各会計別予算執行状況(令和5年9月末現在)

・繰越明許費とは
何らかの事由に基づき、年度内に支出が終わらない見込みのあるものについて翌年度に繰り越して使用することができる経費

問合せ先:市役所財産監理課財政係
【電話】22-1111内線279/283

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