■高齢者のみなさん、フレイルではありませんか?~「指輪っかテスト」をやってみましょう~
高齢期になって、筋力や運動能力、認知機能、社会とのつながりなど、心身の活力が低下した状態を「フレイル」といいます。
フレイルは「健常」と「要介護」の中間に位置し、適切な治療や予防を行うことで元の健常な状態に戻る可能性がある段階です。しかし、放っておくと要介護状態に進行しますので、早めに気づき、適切な対策をとることが大切です。
フレイル最大の要因に、加齢や病気により筋肉量が減り、全身の筋力が衰えた状態である「サルコペニア」があります。サルコペニアは下記の「指輪っかテスト」で簡単にチェックすることができます。ご自分の状態を確認し、フレイルの予防や改善に取り組んでみたい方は、現在開催されている「元気アップ教室」や「体力測定会」にぜひご参加下さい。
◇指輪っかテスト
1.両手で親指と人差し指で輪を作る
2.利き足でない方のふくらはぎの一番太い部分を、力をいれずに軽くつかむ
[判定]
イラストのように、ふくらはぎと指の間にすき間ができる場合は筋肉量が低下している恐れがあります。
問合せ先:市地域包括支援センター(市役所1階高齢者支援課内)
【電話】23-5225
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