「つかもう未来、伸ばそう個性」~種子島高校キャッチフレーズ~
今回は、種子高のキャッチフレーズである「つかもう未来、伸ばそう個性」を体現する2人の生徒を紹介します。普通科3年の上妻彩華さんと生物生産科2年の日笠山青空さんです。2人は今夏、海外派遣学習プログラムに応募し、上妻さんは香港研修、日笠山さんはハワイ研修に参加して、多くの刺激を受けて自分の未来を開拓する経験ができたようです。
◇普通科3年 上妻彩華(あやか)さん
私が鹿児島県青少年海外ふれあい事業香港交流研修に参加しようと思ったきっかけは,海外に行ってみたいという気持ちが以前からあり,県のホームページでこの研修を見つけ、母に相談したところ、「行っておいで」と背中を押してくれたため、参加を決めました。
初めて海外に行ってみて、言葉が伝わるかなどの不安がたくさんありましたが、一緒に行った団員に助けてもらい、私の拙い英語を頑張って聞き取ってくださり、コミュニケーションをとることができました。また、観光や食文化など普段はできないような経験もさせていただきました。私はこの経験を生かして仲間と協力することの大切さを忘れず、国際的な視野を持ち、積極的に行動できる人になりたいと強く思いました。
◇生物生産科2年 日笠山青空(せいあ)さん
私はタイヨー財団が主催するハワイ海外研修に参加しました。研修の目的としては、輸出入やマーケティングの仕組みを知ること、ハワイで栽培されている農産物について知ることでした。ハワイは日系人が多く、日本でも馴染みのある商品が多くありましたが、サイズ感が異なり、価格も高く、日本と違う部分が多くありました。また、プランテーション農業を行っている施設も視察しました。
この研修を通して、日本は第一次産業が発展しないと、その他の産業が衰退していくということが分かりました。また、今回、私以外の参加者のほとんどが鹿児島大学生だったということもあり、大学の魅力をたくさん教えていただきました。そのため、高校卒業後は農業大学校か鹿児島大学に進学したいという気持ちが強くなりました。今回の経験を活かし、将来に役立てていきたいです。
問合せ:種子島高校
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