■図書を寄贈
9月10日(火)、熊毛文学短歌会の会長を務める山﨑雅惠さんが市役所を訪れ、種子島家が記録した歴史的な「種子島家譜」について解説を加えた「種子島物語」を市へ寄贈しました。
山﨑さんは「種子島の歴史、種子島家の歴史が書かれた大変貴重な図書を、地元の方にもぜひ読んでもらいたい」と話しました。
なお、図書については市立図書館に寄贈されていますので、ぜひご覧ください。
■「愛のひとしずく運動」による広報キャラバン隊
社会福祉法人鹿児島県手をつなぐ育成会では、知的障害のある人々が、地域社会の中で共に生きる共生社会を実現するため、9月1日から30日までを福祉月間と定めて活動しています。
西之表市手をつなぐ育成会(栗島輝文会長)では、9月3日に「愛のひとしずく運動」による広報キャラバン隊として、市街地周辺の各事業者等への販売活動や市民の方への街宣活動を行いました。
活動には、障害のある方とその家族の方20名が参加し、活動を楽しみながら共生社会をアピールすることができました。
■障害スポーツ体験会
9月22日(日)、勤労青少年ホームにて、サウンドテーブルテニス体験会が開催され、視覚に障害のある方を含む20名が参加しました。
これは、市視覚障害者協会(田本実美会長)が、昨年の特別全国障害者スポーツ大会(鹿児島県開催)で使用された器具を譲り受け、実施されました。
サウンドテーブルテニスは、金属球の入ったボールを使用する視覚障害の方が楽しめる卓球です。田本会長は「障害者が利用できる施設等は少ない。障害に関わらず、多くの方に利用していただき、交流を広げていきたい」と話しました。
■紀徳祭(伊関小)
9月20日(金)、伊関校区で紀徳祭が行われ、校区の関係者や伊関小学校の児童等が参加しました。
明治18年9月20日、米国商船カシミア号が漂着し、先人たちが乗組員を救助しました。そのお礼に米国から大金が贈られ、子どもの教育に使われました。紀徳祭は、この先人の美徳を称え、後世に伝えるため毎年行われています。
代表児童からは、「先人たちは私た代ちに人を思いやることの大切さを教えてくれている。先人たちの美徳を、今を生きる私たちが後世に受け継いでいきたい」とあいさつしました。
■法人会全国大会で試射演武
10月3日(木)に「法人会全国大会鹿児島大会」が開催され、大会のウェルカムイベントとして、種子島火縄銃保存会が鹿児島県歴史資料センター黎明館で火縄銃の試射演武を披露しました。鹿児島県の伝統文化の代表として、堂々とした迫力のある演武を披露し、会場を沸かせました。
種子島火縄銃保存会は、本市の伝統文化、観光のPRとして、10月12日に「長浜火縄銃大会」、10月20日には「堺まつり」での火縄銃の試射演武も行っています。
■牧瀨 光子さん 100歳おめでとうございます!
〈大正13年10月11日生まれ〉
牧瀨さんは、東町でお生まれにな2男2女の子宝にり、結婚後、恵まれました。
独身のときは、農業協同組合に勤め、結婚後は農業と病院の看護助手の仕事をしており、80代まで畑仕事をしていたそうです。
光子さんは「皆さんのおかげで、今日まで元気に過ごしてきた」と話しました。
これからも末永くお元気にお過ごしください。
■県畜産・ホルスタイン共進会
9月28日に第73回鹿児島県畜産共進会が姶良中央家畜市場(霧島市)で開催され、各地区共進会を勝ち抜いた69頭の出品牛が集まりました。本市からは、熊毛地区代表として、若雌2区に中園昌吾さん(安納校区)の「わかみや号」が出品され、入賞とはなりませんでしたが、これまで取り組んできた成果を示すことができました。
中園さんは、「今日まで、手入れや調教など協力してくれた方々に感謝したい。入賞できず、とても悔しい気持ちですが、また来年度頑張りたい」と話しました。
中園さんは、今回で、鹿児島県畜産共進会へ10回目の出場となり、鹿児島県経済連から表彰されました。
また、10月2日には2024年鹿児島県ホルスタイン共進会が姶良中央家畜市場(霧島市)で開催され、各地区の代表として75頭の出品牛が集まりました。
本市からは、熊毛地区代表として、松元啓介さん(上西校区)、宮川耕一さん(上西校区)、種子島高校の乳用牛計5頭が出品されました。結果は惜しくも、上位入賞とはなりませんでしたが、これまでの取り組みの成果を示すことができました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>