■残りわずか?焦らせて購入させるネット通販のわな
《事例1》
タイムセールをしている通販サイトを見つけた。残り時間のカウントダウンを目にして気持ちがあおられて焦り、約1万円の衣類を購入した。しかし、翌日同じサイトを見ると、またタイムセールをしていた。毎日しているなら慌てて買うことはなかった。(当事者:60歳代)
《事例2》
ドライブレコーダーを買おうと思いネット検索していたところ、安値で販売しているサイトを見つけた。「残りわずか」と表示されていたため急いで注文し、代金を振り込んだ。しかし、2週間経っても商品が届かず、メールを送っても返信がない。(当事者:60歳代)
《ひとことアドバイス》
・ネット通販の利用時に、タイムセールのカウントダウンや「残りわずか」等と表示され、慌てて購入してしまうことがあります。
・これは、消費者を焦らせて購入に誘導している手口の可能性があります。このような手法があることを知り、惑わされないように注意しましょう。
・ネット通販利用時には、必ず商品・サービス内容、支払総額、取引条件、解約条件、事業者の所在地や電話番号等をよく確認して購入しましょう。
・困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。(消費者ホットライン188)
参考:見守り新鮮情報第489号(2024年8月22日)
発行:独立行政法人国民生活センター
イラスト:黒崎玄
消費生活で困ったときはご相談ください。
問合せ:
消費者ホットライン【電話】188(局番なし)
西之表市消費生活センター【電話】22-1111内線306
鹿児島県消費生活センター【電話】099-224-0999
<この記事についてアンケートにご協力ください。>