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市長独言No.83…「相撲道」を突き進む

10/21

鹿児島県西之表市

大相撲初場所で新入幕の島津海は9勝6敗の好成績をおさめました。東京・両国の国技館で2月に開かれた祝賀会に郷土後援会など全国から約300人が集い、祝福しました。
会場には火縄銃兵衛と安納芋のデザインをはじめ化粧まわし4点が飾られ、元大関・若嶋津夫妻も出席しました。放駒親方(元関脇・玉乃島)ほか同部屋の力士らが勢ぞろいする祝宴では、羽織袴姿で挨拶した島津海は「中学3年生の時に初めて観戦した九州場所で幕内の力士の土俵入りと強さにあこがれて」相撲の世界に飛び込んだと振り返り、「お陰様で目標であった幕内に昇進し、今場所勝ち越すことができました」と、力強く感謝の言葉を述べました。
2012(平成24)年春の初土俵から12年、311勝243敗34休(71場所)。「途中、ケガもたくさんあって、本当にあきらめそうになったこともあったんですけど、ケガが多かった分、時間がかかった分、たくさんの方々に支えていただいて、応援していただき、今場所も土俵に立つことができています」と、苦難の続いた道のりにふれると、会場の友人、親類ほかのファンたちも目頭を熱くしていました。
22(令和4)年春の十両昇進後は91勝83敗6休(休場はコロナ濃厚接触)。「番付はまだ上があります。一枚でも上に番付を上げるよう、そして先代から頂いた『島津』の名前をもっともっと大きくするために、自分の信じる『相撲道』を突き進んで行きたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と笑顔も交えて決意を表明し、万雷の拍手に包まれました。
27歳、175センチ、162キロ。双差しを狙い、前へ前へと突き進む「真っ向勝負」が持ち味です。さらなる躍進へ地元応援を図ろうと、今年は種子島に放駒部屋の合宿を誘致する計画が進んでいます。ちびっ子力士たちとの相撲教室なども実現させ、大いに盛り上げましょう。

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