■社会に出る前に知っておきたいこと〜消費者トラブルを避けるために〜
《事例》
一人暮らしのために部屋を借りたいと思っている。どのようなことに気をつけたらよいか。
《アドバイス》
アパートなどの賃貸借契約で一番多いトラブルは、建物を明け渡す際の原状回復費用をめぐるものです。入居中に不注意でつけてしまった傷や汚れの補修費用等は借主の負担となりますが、年月の経過によるものや通常の使用による傷や汚れなど(通常損耗)については、借主に負担義務はないとされています。トラブルを避けるために、契約・入居の際は次のことが大切です。
・賃貸借契約を締結する際には、退去時の特約に原状回復の費用負担がどのように記載されているか確認しましょう。
・入居時に貸主・借主双方立ち会いのもとに、写真を撮るなどして、使用開始前の損耗状態を記録・確認しましょう。
※消費者トラブルで困ったら、お近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)にご相談ください。
消費生活で困ったときはご相談ください。
問合せ:
消費者ホットライン【電話】188(局番なし)
西之表市消費生活センター【電話】22-1111内線306
鹿児島県消費生活センター【電話】099-224-0999
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