■倉敷美観地区最古の町屋 井上家住宅が一般公開
国指定重要文化財・日本遺産構成文化財の井上家住宅は、美観地区の代表的な大型の町屋です。平成24年から国・県・市の補助を受けて行われてきた保存修理工事が完了し、3月19日から一般公開されています。今回の修理で発見された墨書から、主屋は享保6(1721)年に棟上げされたことが分かり、美観地区内では最古の町屋であることが判明しました。
開館時間:10時~17時
場所:本町1-36
休館日:毎週(月)((祝)(休)は開館。翌日休館)・年末年始
入館料:一般500円・小中学生300円・未就学児無料
◇見どころの一部を紹介
・正面2階の倉敷窓には防火用土扉が付いています。美観地区内では少なくとも江戸時代後半には大火がなく、こうした古い町屋の形式が残っているのは美観地区内では井上家住宅だけです。
・復元された台所には、天正11(1583)年の銘が刻まれた水がめ(市指定文化財)が設置されています。
問合せ:国指定重要文化財 井上家住宅
【電話】422-0714
【HP】https://www.inoueke.jp
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