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ごみ出しが困難な高齢者世帯などを支援します

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鹿児島県霧島市

■高齢者等ごみ戸別収集事業

高齢化や核家族化が進み、高齢者や障がい者だけの家庭では日常のごみ出しが思うようにできないという問題が起きています。ごみステーションが遠い、ごみが重くて運べない、周りに支援をしてくれる身内がいないなど状況はさまざまです。
日頃のごみ出しが滞ると、衛生面や健康面に悪影響があるだけでなく、近隣住民とのトラブルに発展することもあります。市ではこれらの問題の解決策の一つとして、市シルバー人材センターの協力の下、ごみ出しの支援を行っています。

要件:介護保険などの居宅サービスを利用し、次の(1)~(4)のいずれかに該当すること
(1)介護保険で要介護1以上の認定を受けている人のみの世帯
(2)身体障害者手帳1級か2級を持っている人のみの世帯
(3)療育手帳A1、A2を持っている人のみの世帯
(4)精神障害者保健福祉手帳1級を持っている人のみの世帯
収集できるごみ:燃えるごみ、資源ごみ、燃えないごみ
収集方法:市シルバー人材センターの収集作業員が戸別訪問で収集します
利用登録の流れ:
(1)環境衛生課で配布する申請書(市ホームページからもダウンロード可)を記入し、必要書類と併せて提出
必要書類:介護保険証、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの写しと居宅サービスを受けていることが確認できる書類の写し
(2)書類審査
要件に該当するかの確認
(3)現地調査
担当職員が申請者宅を訪問し、ごみの収集場所などを確認
(4)決定・利用開始
(2)、(3)で問題がなければ収集開始
よくある質問への回答:
・利用料金は無料
・収集はまとめて週1回
・アパートなどの居住者も利用可
※ごみ出し用のポリバケツなどを置くため、管理者の許可が必要。
・市の分別ルールを厳守

○利用者の声 Interview
国分在住 栗下 ノブ子さん
地域のごみステーションは自宅から少し離れていて、以前はごみを台車に載せて運んでいたのですが、ごみ出しの途中で転倒しけがをしたこともあって、困っていました。民生委員などに相談してこの事業があることを知り、申し込みました。今は敷地内に置いたごみ箱に出しておけばいいので、楽になって本当に感謝しています。

○事業者の声 Interview
市シルバー人材センター 職員 尾上 いずみさん
当センターを利用している高齢者から、ごみ出しが大変という声をよく聞いていました。困っている高齢者の生活を支援したいと思い市に事業化を相談し、4月から事業を開始しました。ごみ出しは毎日の生活に関わること。利用者には大変喜んでいただいています。10月現在、26世帯が利用しています。安否確認にもなるので、もっと多くの人に利用してほしいです。

問合せ・申込み:環境衛生課
【電話】64-0961

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