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第二次霧島市総合計画に基づいて(1)

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鹿児島県霧島市

霧島市では、総合計画に基づき、まちづくりを進めています。市の将来像は「人にやさしく人をはぐくむ一人ひとりが輝きにぎわう多機能都市」。これを実現するために六つの政策を設定しています。今回は令和4年度に実施した事業の一部を紹介します。

★の事業は地方創生臨時交付金活用事業
※事業費は千の位を切り上げています。

■くらし
〔みどりあふれる快適で暮らし続けたいまちづくり〕
本市は風光明媚(めいび)な自然に恵まれ、広域的な交通網が整備された、利便性の高い都市機能を持っています。この特性を生かし、道路や住宅、超高速ブロードバンドを整備し、生活基盤のさらなる充実を図っています。ごみの減量・資源化や環境美化活動などによって環境負荷の軽減と自然環境の保全を進め、将来にわたって都市と自然との調和を持続発展させていきます。
誰もが安全で安心な生活が送れるように、災害に強い防災基盤の整備や救急・救助体制の充実、交通安全・防犯対策や健全な消費生活の推進に取り組んでいます。
地域で助け合える仕組みを構築し、関係機関との連携によって防災力・防犯力を高め、快適で暮らし続けたいまちづくりを推進しています。

▽送排水ポンプ導入管理事業
事業内容:内水氾濫箇所における緊急時の排水対策として、移動式送排水ポンプ(15,000ℓ/分)を2組購入
事業費:8,789万円
実施地区:全域

■やさしさ
〔誰もが支えあいながら生き生きと暮らせるまちづくり〕
本市では多様な立場の地域住民が自分らしく活躍できるコミュニティーを育成し、公的な福祉サービスと融合した、地域における包括的な支援体制の構築を推進しています。
活力ある地域社会を築いていくために、ライフステージや個人の健康状態に合わせた健康づくり、病気の予防を支援するとともに、市立医師会医療センターの機能拡充など、保健・医療体制の充実を図っています。
妊娠期から乳幼児期までの切れ目のない支援によって、誰もが安心して子どもを産むことができ、子育ての幸せや楽しさを実感できる環境を整備しています。共生社会の実現に向け、高齢者や障がい者(児)の支援を充実させ、誰もが支え合いながら生き生きと暮らせるまちづくりを目指しています。

▽予防接種事業(新型コロナウイルスワクチン接種関係)
事業内容:新型コロナウイルス感染症のまん延防止を図るため、予防接種法に基づき臨時の予防接種を実施
事業費:5億1,866万円
実施地区:全域

■にぎわい
〔産業の活力があふれ、交流と賑わいが生まれるまちづくり〕
本市は南九州の交通の要衝です。この特性を生かして観光振興やまちづくりなど多角的な視点から、将来にわたり持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指しています。
商工業では創業しやすい環境の整備や地場産業の競争力強化を図るとともに、社会経済の環境や需要の変化に対応した企業誘致を進めることで働く場を確保し、若者が地元で働ける環境の整備に取り組んでいます。農林水産業では経営基盤を強化し、担い手を確保・育成することで強い産業を築くとともに、地域の特性を生かした6次産業化・ブランド化の推進で付加価値の向上や、地産地消・地産外消を図っています。

▽第12回 全国和牛能力共進会対策事業
事業内容:第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会の開催に向けて、市独自の出品牛対策を実施するとともに、経済効果をさらに高めるため特産品や観光地などのPRを実施
事業費:3,400万円
実施地区:全域

[INTERVIEW]
担い手経営発展等支援事業の利用者
窪徳 祐作さん(44)隼人町在住
◆生産効率の向上・経営規模拡大の助けに
飲食店を経営しながら農業をしていましたが6年ほど前、専業農家になりました。物価高騰のあおりを受け、燃料や農機具などが値上がりし、経営にも大きな影響が出ています。機械や資材の老朽化は避けられないため、買い替えに市の補助を利用。資機材は高額なものが多く、とても助かりました。経営計画づくりや必要なノウハウについて担当者から助言もいただけるので、決して事務的でなく、支えてもらえる実感があります。

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