■肥薩線120周年
吉松駅で開催された、JR肥薩線開業120周年記念式典に参加しました。同日にイベントが開催された指宿枕崎線が60周年でしたので、その歴史の重みを感じます。
しかし近年は利用客が減少し、九州内の全221路線59区間のうち、1日の平均利用者数が千人未満の10路線12区間の一つとなっています。そういった現状を打開すべく、大隅横川駅や嘉例川駅など沿線の駅や地域で、さまざまな取り組みが行われています。
市でも地域公共交通を守るため、先月から実証運行が始まったきりしまMワゴンやはやと循環ワゴン、デマンド交通やふれあいバスなど、さまざまな事業を進めています。しかしながら、より高い効果を発揮するためには肥薩線などの在来線が存在してこそ。
今後もJR九州や県など、関係機関との連携を深めながら、肥薩線の利用促進に努めていきます。歴史と自然を感じられる肥薩線を未来につなぐためにも、多くの皆さまに利用いただければ幸いです。
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