■感染予防で冬も元気に過ごそう
冬になると空気が乾燥し、インフルエンザなどの感染症が流行しやすくなります。普段から十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、健康管理をしっかりすることが大切です。
外の気温が低くなると室内を締め切りがちになり、ウイルスがとどまりやすい環境になるので、小まめな換気を心がけましょう。換気をすると室内温度が一時的に下がってしまいます。暖房器具の近くの窓を開けることで入ってくる冷気が暖められ、室温の低下を防ぐことにつながります。
空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。乾燥しやすい室内では加湿器などを使い、適切な湿度(50~60%)を保つことも予防に効果的です。
帰宅後や調理の前後、食事前などは、流水やせっけんなどで小まめに手を洗うと、手に付いたウイルスを取り除くことができます。インフルエンザなどの感染症が流行してきたら、高齢者や基礎疾患のある人、妊婦、体調の悪い人などは、人混みや繁華街への外出をなるべく控えましょう。
問合せ:健康増進課
【電話】64-0905
■残さず食べよう30(さんまる)・10(いちまる)運動
食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食べ物のこと。日本では令和4年度に、約472万トンの食品ロス(家庭から約236万トン、事業者から約236万トン)が発生したと推計されています。
冬は忘年会や新年会、正月など人が集まる機会が増えます。少しでも食品ロスを減らせるよう、「食べ物を大切にする」、「残したらもったいない」という意識を持ちましょう。
◇外食で30・10運動
飲食店で会食や宴会などをする場合は、みんなで「残さず食べきる」を目標にしましょう。
・参加者に合わせた店舗・メニューを選定し、食べきれる量(適量)の注文を心がける
・食べ始めてから30分間は料理を楽しむ
・お開き前の10分間は残っている料理を食べきる
◇自宅で30・10運動
冷蔵庫内の野菜・肉など傷みやすい生鮮食品や、賞味期限・消費期限の近い食品から使用しましょう。
・毎月30日は冷蔵庫内を確認し、賞味期限・消費期限の近い食材を消費する
・毎月10日は、野菜の茎や皮などを使ったエコクッキングに取り組む
問合せ:環境衛生課
【電話】64-0961
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