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自治体の皆さまへ

ミライ、ワク・WORK(ワーク) vol.72

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鹿児島県霧島市

霧島市にはたくさんの企業があり、そこで多くの若者が生き生きと働いています。
このコーナーでは、そんな企業や若者の暮らしを紹介します。
第72回は、株式会社妙見石原荘の上西佑弥さん(27)です。
就職を控える生徒や学生の皆さん、ぜひ霧島市で働き・暮らすという未来を描いてみませんか。

■愛を込めて最高のおもてなしを。
株式会社妙見石原荘 フロント・接客係
上西 佑弥さん(27)
薩摩川内市出身。川内商工高等学校電気科卒業。令和4年入社。趣味はサッカー。特技はドッジボール。国分在住。

「福利厚生も充実。やりがいのある職場です。」

◆ON
霧島市が誇る四つの温泉郷の一つ妙見・安楽温泉郷で、ひときわ目立つ石蔵が印象的な妙見石原荘。「昭和35年の創業以来、国内外から多くのお客さまにご利用いただいています」と話すのは、代表取締役の石原大佑さん(41)です。客室とレストランを備えた石蔵は、昭和初期に建てられた米蔵を移築したもの。こだわりが詰まったインテリアや窓越しに見える天降川の景色に目を奪われます。「ここに集めたものは後世に伝えたい日本の文化であり財産。心を込めたおもてなしと融合させ、社員一丸となって世界中の名だたるホテルと肩を並べる旅館を目指したい」と力強く話す石原さん。社員にとって働きがいのある職場づくりのためにと、福利厚生の充実にも心を配ります。「仕事をする上で大切なことは『愛』です。お客様に対するおもてなしもその一つ。スタッフも互いに思いやりと尊敬の念を持って誠実に仕事に当たれば、その思いは必ずお客さまに伝わります」と続けます。
日々多くのお客さまを迎える同旅館で、フロント・接客係として働くのが上西佑弥さん(27)です。高校卒業と同時に上京し、電気関係の会社で営業職に就きましたが、さまざまな事情が重なって鹿児島に帰ることに。人と接することが好きだったこともあり、前職とは全く異なる宿泊業の世界に飛び込みます。「昔、旅行先で受けたおもてなしが心に残っており、宿泊業で働きたいと思いました」と振り返ります。「観光や歴史、料理や器についてもお客さまから尋ねられることがあり、自分の努力が試される毎日。まずは自分で調べ、それでも分からないことは先輩に教えてもらいながら、多くのことを学んでいます。お客さまに顔を覚えてもらえたときや、『ありがとう』という言葉を頂くと、この仕事を選んで良かったと心から思います」とほほ笑む上西さんは、今日も最高の笑顔でお客さまを迎えます。

▽取材協力企業
株式会社妙見石原荘
隼人町嘉例川4376【電話】77-2111
【URL】https://www.m-ishiharaso.com/
※「妙見石原荘」で検索
代表者:石原大佑
設立:昭和35年1月
資本金:1,000万円
初任給:20万~22万円
平均年齢:45歳
従業員数(男/女):80人(40人/40人)
有給休暇の平均取得日数:5.7日/年
採用実績(新卒/中途):4人(0人/4人、令和5年度)
月平均残業時間:18.4時間
育児休業取得者数(男/女):2人(0人/2人、令和3年度)
勤務時間:午前8時~午後5時、正午~午後9時(年間休日105日)
※8時間/日、シフト制。

◎市ホームページで、このコーナーのバックナンバーをご覧いただけます。

◆OFF
休みの日は、友人とドッジボールで汗を流したり、インターネットで海外サッカーを観戦するなどしてリフレッシュしています。
おいしいものが食べたくなったときに行くのが、霧島中学校の近くにあるレストラン喫茶mole(モール)です。いろいろなメニューがありますが、お気に入りは「霧島卵のスコッチエッグ定食」。カリカリの衣の中に、ひき肉に包まれた半熟卵が隠れていて、ナイフを入れればとろとろの黄身があふれ出します。酸味と甘みのバランスが絶妙なデミグラスソースを付けて食べると最高。新鮮なサラダと季節のスープが付いてボリュームも満足です。温かみのある空間で、自家焙ばい煎せんのコーヒーを楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごしてみては。予約ができないので余裕を持って行くのがお勧めです。

▽お薦め
レストラン喫茶mole(モール)
場所:霧島田口313-2
利用時間:
モーニング…午前8時~11時
ランチ…午前11時~午後2時30分
喫茶…午後2時30分~5時
定休日:月曜
駐車場:9台

問合せ:レストラン喫茶mole

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