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きりしまっ子の基礎学力

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鹿児島県霧島市

【令和5年度鹿児島学習定着度調査結果から】

県教育委員会は、1月に県内全ての公立小学校の5年、中学校の1・2年を対象に「鹿児島学習定着度調査」を実施しました。この調査は、児童生徒の学力の状況を把握し、教師の教え方と児童生徒の学び方を見直していくためのものです。3月にその結果が公表されましたので、本市の状況や取り組みについてお知らせします。

■結果の概要
○霧島市の小学校
小学5年(現6年)は全教科で県平均に届かなかったものの、県平均との差は過去3年間で徐々に縮小しています。
○霧島市の中学校
中学1年(現2年)は、国語と数学の2教科で県平均と同じか上回る結果になりました。
中学2年(現3年)は、社会と数学の2教科で県平均を上回りました。

■学力向上へ向けて
○自ら課題を解決する力を育てる授業の工夫
調査によって、本市の小学生は「知識・技能」が問われる短答式の問題が、中学生は「思考・判断・表現」を問われる選択式の問題が苦手だということが分かりました。
学校では1人1台ずつ整備されたタブレット端末を活用し、児童生徒が自ら解決方法などを探して選択する授業や、AI型ドリル教材を使った演習問題などに積極的に取り組みます。
教育委員会は、児童生徒が苦手とする内容の演習問題を提供したり、学校を訪問したりして、よりよい授業づくりに向けた指導を続け、学力向上に取り組んでいきます。
○個別最適な学びや仲間と協働する学びへ
子どもたちの興味・関心や学習進度などはそれぞれ異なるため、一人一人に合った学びを提供する必要があります。
学校ではデジタル教材を活用した学びを推進することで、習熟度別に演習量を調整したり、主体的・対話的に学びを深めたりするよう授業改善を進めてまいります。
タブレットを家庭に持ち帰って学習する機会もあります。子どもたちが、どのようなことを学んでいるのかご覧になり、家庭での励ましもよろしくお願いします。


※設問ごとに正答した児童生徒の数を、調査実施児童生徒数で除したもの。

○児童生徒質問紙の結果から

本市の子どもたちは「主体的な学び」や「自己調整力」で県平均を上回りました。

問合せ:学校教育課
【電話】64-0707

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