『地方自治法第243条の3第1項』と『霧島市「財政事情」の作成及び公表に関する条例』の規定に基づき、令和5年10月1日から令和6年3月31日までの財政事情について公表します。
本市は「第二次霧島市総合計画」などを踏まえ、喫緊の課題に的確に対処するとともに、幅広い世代に対して有益で切れ目のない施策を展開することを目指し、総額649億3千万円の令和5年度一般会計当初予算を編成しました。
その後、新型コロナウイルス感染症等緊急対応策などを行った結果、補正予算は累計で99億3275万9千円となり、51億1750万8千円の繰越明許費を加えた最終予算額は799億8026万7千円となりました。
一般会計の予算現額に対する3月31日現在の収支状況は歳入で85・6%、歳出で76・3%となっています。
本市では「霧島市経営健全化計画(第4次)」などに沿った適切な行財政運営に努めた結果、持続可能な健全財政を構築できていると考えています。
しかし、刻々と変化する社会経済情勢により、一般財源の安定的な確保は不透明な状況です。加えて、社会保障関係費の増加や公共施設の老朽化対策、昨今の物価や人件費の高騰などにも的確に対応しなければなりません。
今後も令和6年2月に改定した「霧島市経営健全化計画(第4次)改定」の下、行財政改革に積極的に取り組む必要があります。
引き続き市政運営にご理解、ご協力をお願いします。
◎市の会計(企業会計を除く)は、法律により※出納整理期間(4月1日~5月31日)が設けられていますので、本期間の終了後に決算額が確定します。
※出納整理期間…前会計年度末までに確定した債権債務について所定の手続きを完了し、現金の未収未払いの整理を行うための期間。
■令和5年度の財政状況(令和6年3月31日現在)
◎一般会計
◎特別会計
※収入済額が支出済額に対して不足する額は、他会計からの繰替運用により措置しています。
財産の状況と市債の借入状況の一人当たり現在高は、令和6年3月31日現在の住民基本台帳人口123,179人で除して算出したものです。
◎財産の状況
◎企業会計
※資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、損益勘定留保資金・利益剰余金などで補ほ填てんしています。
◎市税などの状況
◎市債の借入状況(企業会計を除く)
問合せ:財政課
【電話】64-0917
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