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自治体の皆さまへ

ミライ、ワク・WORK(ワーク) vol.75

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鹿児島県霧島市

霧島市にはたくさんの企業があり、そこで多くの若者が生き生きと働いています。
このコーナーでは、そんな企業や若者の暮らしを紹介します。
第75回は、前橋橋本合金株式会社の高田翼さん(39)です。
就職を控える生徒や学生の皆さん、ぜひ霧島市で働き・暮らすという未来を描いてみませんか。

■高品質製品を開発し続ける老舗鋳造メーカー。
前橋橋本合金株式会社九州工場
鋳造課
高田 翼さん(39)
溝辺町出身。隼人工業高校電子機械科卒業。令和5年入社。趣味はキャンプ。隼人町在住。
「頼もしい先輩ばかりの職場です。」

◆ON
大正7年創業の歴史ある鋳造メーカー・前橋橋本合金(株)。「多品種少量の高付加価値、高品質製品の開発」を理念に掲げ、主にアルミニウムを用いて鋳物製品の軽量化、高気密化を追求するとともに、常に次世代を見据えた新技術の開発を続けています。手掛ける製品は重さ1キロから200キロまでと幅広く、中には5年おきに一つだけ鋳造するような物も。代表取締役の橋本浩伸さん(40)は「コストとのバランスを取りながら高品質を維持するために、QC(クオリティコントロール)委員会という品質管理の場を毎週設け、開催回数は2千回を超えます。また、手作業の部分が多い仕事ですが、職人技に鋳造シミュレーションなどのデジタルを取り入れ、常に改善・開発に取り組んでいます」と胸を張ります。
同社の九州工場が横川町に建てられたのは平成元年のこと。社員の中には勤務歴30年を超える人もおり、経験豊かな人材がそろっています。「製造業では珍しく、土日・祝日が休みです。家族手当もあって、ワークライフバランスが取りやすい職場だからこそ、長く働いてもらえるのかもしれません」と橋本さんは話します。
「土日・祝日が休みで長期休みも取れるのが、就職の決め手でした」と話すのは、昨年から同工場に勤める高田翼さん(39)です。高田さんは製造業や飲食業を経て、現在の仕事に出会いました。「製造業に勤めていたので図面を読むことはできましたが、手作業で行うこの仕事は、やってみないと分からないことばかり。自分が担当する砂を固めて型を作る工程は、素早く行わないとすぐ崩れてしまうので、スピードが重視されます。製品を作る最初の工程なので、責任重大です」と高田さんは話します。「流れ作業の仕事ですが、誰かが抜けても周りがフォローし合える体制が整っています。休みも取りやすい」と笑う高田さんの表情には、充実感がにじんでいました。

▽取材協力企業
前橋橋本合金株式会社 九州工場
横川町上ノ3414-28
【電話】72-1385
【HP】https://www.hashimoto-alloy.co.jp/
※「前橋橋本合金」で検索

▽全社情報
代表者:橋本 浩伸
創業:大正7年
資本金:1,000万円
売上高:8億円(令和5年度)
初任給:18万円~
平均年齢:49歳
月平均残業時間:8時間
採用実績(新卒/中途):2人(0人/2人、令和6年度)
従業員数(男/女):58人(53人/5人)
有給休暇の平均取得日数:10日/年
育児休業取得者数(男/女):0人(令和5年度)
勤務時間:午前8時~午後4時55分(年間休日125日)

◆OFF
休みの日は、季節に関係なくキャンプに行ってのんびり過ごしたり、県外にギョーザを食べに行ったりすることもあります。
そんな私がよく食事に行くのが、溝辺町にある「サンライト」。小さい頃から家族で通っている店で、今は幼なじみが切り盛りしています。昔から決まって注文するのがチキンカツカレー。友達の間でも、ここのカレーに勝る味はないというほど絶品で、他のカレーでは満足できません。大きな皿に隙間なく盛られたご飯の上に山盛りのチキンカツ、そしてそれらを覆うように注がれたカレーはボリューム満点。けれどペロリと平らげてしまえるのは、味わい深いこの店のカレーだからこそです。チキン南蛮やハンバーグも人気で、夏は白熊などのかき氷もお薦めですよ。

▽お薦め
サンライト
場所:溝辺町麓1365-3
営業時間:
午前11時~午後2時30分ラストオーダー
午後6時~7時30分ラストオーダー
店休日:月曜
駐車場:9台

問合せ:サンライト
【電話】58-3747

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