■潜水隊発足
全国各地で水難事故が相次いでいます。本市は長い海岸線や大小多くの河川を有していることから、水難事故が発生しやすい環境にあります。そのため消防局では潜水隊設置の準備を進め、今年度から運用を開始。7月23日に、激励と訓練披露を兼ねた発足式を行いました。潜水隊の発足により、水難事故に対する救助体制が大きく強化されました。
本市では消防力の増強に努めており、他にもさまざまな取り組みを行っています。音声で会話することが困難な人のためのネット119や、外国人からの通報に24時間32カ国語で対応する多言語通訳体制なども整えています。救急現場の情報をスマートフォンから映像で伝えるLIVE(ライブ)119の活用により、心肺停止状態にある傷病者に対し、現場にいた店員が救急車到達まで消防局の指導に沿って適切に処置を行えたことで、救命に至った事例の報告もありました。
これからも消防局をはじめ関係機関とともに、激甚化・多様化する災害などへの備えを進めてまいります。
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