霧島山と錦江湾の魅力再発見「霧島ジオパークの旅」vol.8

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〜山で幸せ、海で幸せ〜

日本で最初の国立公園・霧島錦江湾国立公園がある霧島市。市内全域の自然や文化などは霧島ジオパークとして、日本ジオパークに認定されています。霧島山や錦江湾をはじめとする、魅力あふれるスポットを紹介します。

牧園町の和気公園近くにある犬飼滝。今回は犬飼滝を小さい頃から見てきた畦地直也さんに、その魅力などについて聞きました。

■龍馬夫妻も愛でた犬飼滝
高さ36m、幅22mの犬飼滝は、姶良カルデラの約3万年前の巨大噴火とその後の浸食でできました。

牧園町在住
畦地　直也さん
「涼を求めに訪れてみては。」

犬飼滝周辺は、暑い時季でもひんやりとしていて涼を感じられる場所。夏場の気持ち良さはもちろんですが、きれいな紅葉と滝を一緒に眺められる秋もお勧めです。
今は遊泳禁止ですが、私が小学生の頃は滝つぼで泳いだり、川で魚を取ったりして遊んでいました。夏でも冷たい川の水はとても気持ちがいいのですが、漬かり過ぎると体が冷えてしまうことも。少し下流にある露天風呂・和気湯に入り温まって、また川に入って涼んでを繰り返して遊んでいたのが懐かしく、いい思い出です。
現在は遊歩道が整備されていて、滝つぼ近くの展望台から滝を眺めることができます。水しぶきを浴びるぐらいの水量のときもあり、見応えがあります。展望台から離れた下流の方から滝を眺めるのも一興で、滝の背後に雄大な高千穂峰の姿が見えますよ。
自然の中にある遊歩道なので、滑りやすい所もあります。歩きやすい靴でお越しください。虫刺されなどにも十分注意してくださいね。

▽コース紹介
遊歩道…滝つぼ近くにある展望台までは、徒歩で約10分下ります。
休憩所…遊歩道の入り口は、車道沿いにある休憩所が目印。
※詳細は本紙PDF版12ページをご覧ください。